「みんなの健活プロジェクト」や「Jリーグの冠スポンサー」や「プロゴルフの大会主催」など、健康増進からスポーツ振興に力を入れているイメージの明治安田生命ですが、保険商品がどれぐらいあるか知っていますか?
総合保険と言われるパッケージ商品を含めると実は、18種類もの保険商品があるのです!
この数字は国内生命保険でも多い方だと思いますので、今回はそんな明治安田生命の販売する保険商品を一挙に紹介してきます!
目次
明治安田生命の保険商品ラインアップ
それでは、明治安田生命の保険商品ラインアップを紹介していきましょう。
総合保険と言われる「ベストスタイル」をはじめとして、介護保険や医療保険、個人年金から外貨建ての保険など、多くの保険商品がありますので、まずは一覧で確認してみましょう。
保険商品ラインアップ
・ベストスタイル(健康キャッシュバック)
・ベストスタイルJr.
・メディカルスタイル
・メディカルスタイルJr.
・じぶんの積立
・つみたて学資
・つみたてドル建終身
・期間がえらべる外貨建一時払終身保険
・贈与がかんたん外貨建一時払終身保険
・米ドル建一時払養老保険
・一時金給付型終身医療保険
・かんたん告知医療保険
・介護のささえ
・終身保険パイオニアE
・祝金付シニアプラン
・個人定期保険
・養老保険
・年金かけはし
上記の一覧が、明治安田生命が現在販売をしている保険商品一覧になります。
子供向けの商品も含めて18種類の保険がラインアップされています。
少し細かく分けると【組み立て総合保険(総合保障・医療保障)】【かんたん保険シリーズ ライト!By明治安田生命】【外貨建保険】【医療保険】【介護保険】【終身保険】【定期保険】【養老保険】【個人年金保険】の9種類に分けることが出来ますので、それぞれの種類別に特徴などを解説していきますので、ここでは保険一覧で「こんな商品があるんだな!」程度に見ておいてください。
明治安田生命の各保険商品の特徴を紹介!
それでは、それぞれの保険商品の特徴を簡単に紹介していきます。
細かな商品については、別記事で細かく解説します。
組立総合保障保険(総合保障・医療保障)
組立総合保険には、総合保障の「ベストスタイル」と、医療保障の「メディカルスタイル」の2種類の保険商品があります。
最近CMで保険料のキャッシュバックをしているのは、総合保障の「ベストスタイル」のみとなっていますので注意しましょう。
また、それぞれに子供向けの「ベストスタイルJr」と「メディカルスタイルJr」があり、「ベストスタイルJr」はベストスタイルですが健康キャッシュバックの対象外となりますので、そのあたりも併せて覚えておいてください。
そして、それぞれの契約可能年齢は「ベストスタイル」・「メディカルスタイル」共に満16歳~満80歳までとなり、「ベストスタイルJr」は満6歳~満15歳まで、「メディカルスタイルJr」は0歳~満15歳までとなっています。
これらの保険の大きな特徴は、必要な保障を自分で選び保険を組み立てるところにあります。
また、契約期間中にも保障を自由に組み替えることが出来るため、ライフステージの変化に合わせて保険内容を自由に組み替えることが出来る事が大きな特徴と言えるでしょう。
かんたん保険シリーズ ライト!By明治安田生命
かんたん保険シリーズ ライト!には、積立保険の「じぶんの積立」と、こども保険(学資保険)の「つみたて学資」の2種類があります。
保険は難しいと言うイメージを払拭するために作られたのは「じぶんの積立」と言う商品であり、非常に内容はシンプルなものとなっており、支払った保険料が死亡保障となり満期までお金を積み立てると言う内容の商品となっています。
また、もう一つのこども保険「つみたて学資」に関しては、返戻率の高さを売りにしている保険商品であり、大学の学費を準備する目的に作られている学資保険となっています。
「じぶんの積立」に関しては非常に内容がシンプルで解りやすくなっていますが、「つみたて学資」に関しては、人によっては少し内容がわかりにくいと思うかもしれません。
外貨建保険
明治安田生命には「つみたてドル建終身」「期間がえらべる外貨建一時払終身保険」「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」「米ドル建一時払養老保険」4つの外貨建保険がラインアップされています。
【終身保険】と【養老保険】の大きく分けで2種類の保険商品となっていますが、基本的には死亡保障となっています。
終身保険には【積立型】と【一時払型】があるために、それぞれ活用方法が異なる保険商品となり、「つみたてドル建終身」は死亡保障と資産形成を目的としコツコツとお金を貯めていくタイプとなり、「期間がえらべる外貨建一時払終身保険」や「贈与がかんたん外貨建一時払終身保険」は死亡保障と資産形成と言う面では同じですが、保険料の支払い方が【一時払】と言う事でまとまったお金を持っている方が、資産形成や贈与を目的として活用する保険商品となっています。
「米ドル建一時払養老保険」に関しても、死亡保障と資産形成を目的としますが、この保険の場合は死亡保障と言うよりも資産形成を主目的としている保険と言う事もあり、まとまったお金を持っている方にとっては、銀行などに眠らせておくよりは養老保険で少しでも増やそうと言う目的の保険となっています。
それぞれ、外貨建保険と言う事で、為替リスクや世界情勢のリスクなどを考えないといけませんが、リスクもあればリターンもしっかりとしていますので、外貨建てに興味ある方は少し商品内容を見てみるのも良いかもしれませんね。
医療保険
明治安田生命には「一時金給付型終身医療保険」と「かんたん告知医療保険」の2種類がラインアップされています。
見てもわかると思いますが、「一時金給付型終身医療保険」は【終身保険】であり、「かんたん告知医療保険」は【緩和型の定期保険】となっています。
この「一時金給付型終身医療保険」は、満50歳~満90歳までの方に向けての保険商品であるため、満50歳未満の方は加入することは出来ません。
また、「かんたん告知医療保険」に関しては、20歳~75歳の方が加入できますので、若い方で健康に不安がある方でも加入できる可能性がある保険商品と言えるでしょう。
医療保険に関しては、終身保険があると言っても満50歳以上の方が対象となりそれ以下の年齢の方向けの終身医療保険はラインアップされていません。
この辺りは少しネックになる部分と言えるでしょう。
終身保険
明治安田生命の終身保険には「終身保険パイオニアE」と「祝金付シニアプラン」と言う2種類の終身保険がラインアップされています。
それぞれ死亡保障となっていますが、近年の流行である「低解約返戻金型」ではないため、保険料も少し割高となり、貯蓄性も大きくは期待できない従来からある通常の終身保険となっています。
「祝金付シニアプラン」に関しては、保険料払込期間が15年となり、契約後5年後・10年後の2回でシニア祝金を受け取ることが出来ますが、保険料払込期間終了後に保険金額(死亡保険金)の額が下がるところなど少し注意点も多い保険商品と言えるかもしれません。
また、どちらの終身保険も【被保険者年齢が50歳~】と言う事で、50歳以下の方が明治安田生命で終身の死亡保険を準備すると言う事は出来ないと言えます。
あくまでも、若い世代には定期保険を売って、ある程度の年齢になった時に終身に切り替えようと言う魂胆が見え隠れしているラインアップと感じます。
介護保険・定期保険・養老保険・個人年金保険
ここからは、介護保険・定期保険・養老保険・個人年金保険をまとめて紹介していきます。
それぞれ1種類ずつしか商品が無いため、簡単に説明していきます。
介護保険の「介護のささえ」は、40歳から加入可能な終身年金型の介護保険になります。この保険は介護状態になった時に年金形式で終身保険金の受け取りが可能な内容となっているため、一時金タイプの介護保険と比べると金銭的には非常に心強い内容と言えるでしょう。
また、特約として一時金の給付を付加できることから、年金形式と一時金の両方を備えられる内容となっているのも魅力的と言えるでしょう。
定期保険の「個人定期保険」は、一般的な定期保険であり保険期間は5年か10年のどちらかの選択となります。
特筆する部分はありませんが、一定期間の死亡保障が欲しいと言う方は保険料を他社と比較して見て決めるようにしましょう。
養老保険の「養老保険」も、一般的な養老保険であり、死亡保障と資産形成を目的とした保険商品となります。
養老保険の特徴として、満期金を保険期間で貯めるため、保険料は終身保険や定期保険と比べても高くなりますので、その辺りをしっかりと理解して選ぶようにしましょう。
個人年金保険の「年金かけはし」は、老後資金の準備として活用する保険となり、特徴としては保険料払込期間中の死亡保障を低く抑えることで、受け取る保険金額が多くなるように設計されているところです。
また、保険料払込期間終了後、年金受け取りまで【据え置き期間】を設定することで、返戻率をもう少しあげられる内容となっています。
この個人年金保険の年金受け取りは、5年確定・10年確定・一括受け取りの3パターンしかなく、終身受取と言うのは選択できないので、そこは注意してお金ければいけないところでしょう。
明治安田生命の販売停止になった3商品を紹介!
販売停止になった商品を知りたいと言う方は少ないと思いますが、販売停止や取り扱い休止の商品を知ることで、保険会社の今後の動向と言うのが少し解ります。
- どの様な保険を販売停止にしているのか?
- なぜ販売停止になったのか?
- 今後どんな商品が出そうか?
- 今後どの商品が販売停止になるのか?
など、今後の商品についてと言うのが少し見えてくるのが販売停止になった商品からなのです。
それでは、販売停止・取り扱い休止の商品を少し見ていきましょう。
・介護保険「パイオニア ケアプラス」
・終身保険「Every body 10(エブリバディ テン)」
・個人年金保険「年金ひとすじ」
上記の3つの商品が販売停止・休止になっている商品です。
介護保険「パイオニア ケアプラス」・個人年金保険「年金ひとすじ」に関しては、それぞれ介護保険「介護のささえ」・個人年金保険「年金かけはし」が販売されたことで、内容が良い新商品にバトンタッチした形での販売停止と言えるでしょう。
終身保険「Every body 10」に関しては、新商品とのバトンタッチではなく、保険内容の見直しによる販売停止・休止になっていると思われます。
この保険が少し特徴的な保険商品となっていて、現状で解る範囲で解説をすると、一時払終身保険と言う事で、契約後10年間の保険金額(死亡保険金)を抑え、その後の保険金額(死亡保険金)を大きくすると言う内容となっています。
少し解りやすく言うと、保険金額(死亡保険金)が【逆L字型】となっていると言う事です。
こういった保険商品はあまりなく、一時払終身だから出来る事なのですが、昨今のマイナス金利の影響を大きく受ける商品であることから、販売を停止・休止していると思います。
この商品に関しては、今後も再販の可能性は低いのではないかと思います。
がん保険や収入保障保険はラインアップされていない!?
明治安田生命の保険商品ラインアップには「がん保険」や「収入保障保険・就業不能保険」と言う保険商品はラインアップされていません。
これらの保障は、組み立て総合保障保険である「ベストスタイル」での保障となりますので、それぞれ単品としてのラインアップは用意していません。
また、ベストスタイルで「がん保障」「収入保障・就業不能」などに備える場合は、すべて定期タイプとなりますので、気を付けるようにしましょう。
がんの保障をどうしても終身タイプで欲しいと言う方は、他社のがん保険への加入を検討するようにしましょう。
国内生命保険は単品売りを殆どせずに、パッケージ販売でその中に様々な保障を組み込んで売りますので、販売する方にも買う方にも解りやすくはなりますが、保障内容や保険期間などもしっかりと確認する必要もあります。
一生涯の保障が欲しいのか、一定期間の保障で良いのかは、保険商品やニーズによっても変わりますので、自分がどんな商品を望んでいるのか?という所をしっかりと考えて保険商品を選ぶようにしましょう。
明治安田生命はおすすめ出来るのか!?
これまで保険商品を少しずつ紹介しましたが、「実際のところおすすめ出来るの?」と思う方も居ると思いますので、最後になりましたが明治安田生命がどういった保険会社でおすすめが出来るのか?という所を解説していこうと思います。
結論を先に言うと、若い方が一定期間の保障を求めるのであれば、おすすめは出来ますが、そうではなく一生涯の保障が欲しいと言うのであれば、おすすめ出来ません。
商品ラインアップを見ればわかるのですが、若い方向けの死亡保障・医療保障に関しての終身タイプの保険がありません。
収入保障や就業不能保障に関しては、「働いているときだけ」「子供が独立するまで」などの期間限定の保障で良いのですが、死亡保障や医療保障と言うのは、一定期間ではなく一生涯で持っておきたい保障と言えます。
明治安田生命の場合は、「ベストスタイル」と言う保険を主力商品としていますが、ほとんどの保障が【定期タイプ】となります。
そして、終身の死亡保険や医療保険と言うのは、50歳からしか加入できない商品ラインアップとなっていることから、若いうちにパッケージ商品で囲っておいて、50歳・60歳になった時点で終身保険を当てはめていくと言うやり方をすると思います。
50歳・60歳から終身の死亡保険に加入しても良いのですが、月々の保険料が高くなるので、あまりおすすめは出来ません。
トータル的に考えると、若い間からしっかりと保険について学んで効率よくリスクに備えるのであれば、明治安田生命は候補から外した方が良いと言えるでしょう。
まとめ
明治安田生命の保険商品について解説していきましたがどうでしたか?
意外と保険商品があってビックリしたと言う方も居るのではないでしょうか?
健康増進やスポーツ振興にも力を入れている会社ではありますが、保険商品に関しては一長一短・強みも弱みもしっかりとあります。
先ほどの「おすすめ出来るか?」と言う部分では、少しネガティブな事も書きましたが、人によっては明治安田生命の保険がニーズにピッタリと当てはまると言う方も居ますし、年齢によっては、凄く良い商品もあります。
数多くの保険商品を取り扱っている保険会社であり、様々な取り組みをしている保険会社でもありますので、保険商品をしっかりと吟味して自分に合っている保険かどうかをしっかりと判断するようにしましょう。
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