【どこが変わった?】オリックス生命の医療保険「新CURE」から「CURE Next」へ

オリックス生命
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オリックス生命の医療保険「新CURE(キュア)」が、2022年4月にリニューアルして「CURE Next(キュア・ネクスト)」として生まれ変わりました

もともと、オリックス生命の医療保険「新CURE(キュア)」は評判の良い医療保険でしたが、各社医療保険の保障内容などを見直して改定が入る中でも、なかなか商品改定をしなかったのが「新CURE(キュア)」でした。

そんな中で、商品名を少し変えてリニューアルした「CURE Next(キュア・Next)」ですが、正直どこがどう変わったのか気になる方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、オリックス生命の医療保険が「CURE Next」になって、どの様に変わったのかを紹介していきます。

「CURE Next」になって保障内容は変わった?

「CURE Next」になって保障内容は変わった?

オリックス生命の医療保険が「新CURE(キュア)」から「CURE Next(キュア・ネクスト)」になって、保障内容が変わったのかが一番気になると思います。

各保険会社で保険商品を改定する際には、保険商品名はそのまま継続することも多いのですが、オリックス生命の場合は「CURE Next(キュア・ネクスト)」と少しネーミングが変わりました。

そんなことから、大きく保障内容も変わったのではないかと思う方も居ると思います。

ここでは、オリックス生命の医療保険が「CURE Next(キュア・ネクスト)」になって変わった保障内容について解説をしていきます。

「CURE Next」になっても基本保障は変わらない?

オリックス生命の医療保険が「新CURE(キュア)」から「CURE Next(キュア・ネクスト)」に変わりましたが、実は基本保障である主契約の内容は全く変わっていません

病気・ケガでの入院・手術・先進医療・入院に数制限などなど、基本的な保障内容は「新CURE(キュア)」と同じ内容になっています。

一時金タイプや治療費特化型など、各生命保険会社が医療保険の内容にも特徴を出してきている中で、従来と同じ入院日額〇〇円、手術〇〇円というオーソドックスな内容となっているのです。

昔ながらの医療保険が良いと言う方や、最低限の入院保障が欲しいと言う方には、変更のなかったことがメリットと感じるかもしれないですね

「CURE Next」になって死亡保障が増えた!

それでは、どこが変わったのか気になるでしょう。

「新CURE(キュア)」から「CURE Next(キュア・ネクスト)」になって、新たに追加された保障がひとつあります。

それが「終身保険特約」と言う一生涯の死亡保障となります。

医療保険に死亡保障を付けるという保険商品も増えてきている中で、病気だけではなく死亡時にも備えたいと言うニーズも実際には多い事でしょう。

医療保険と死亡保険を別々に加入するよりも、一緒にした方が管理もしやすいというメリットもあります。

終身の死亡保険で資産運用などを考えずに、本当の保障という意味合いで死亡保障を考えている方には、おすすめの保障と言えるでしょう。

「CURE Next」になって三疾病に対する保障が変わった?

また、「新CURE(キュア)」から「CURE Next(キュア・ネクスト)」になって、内容が見直された保障もあります。

それが「特定三疾病一時金特約」となります。

「新CURE(キュア)」では「重度三疾病一時金特約」と言う特約名で、がん(上皮内新生物含む)・急性心筋梗塞・脳卒中が保障対象となっていましたが、「CURE Next(キュア・ネクスト)」では「特定三疾病一時金特約」となり、がん(上皮内新生物含む)・心疾患・脳血管疾患が保障対象となりました。

少し解りにくいと思いますので簡単に言うと、急性心筋梗塞だけではなく急性心筋梗塞以外の心疾患、脳卒中だけではなく脳梗塞以外の脳血管疾患も保障の対象となったことで、三疾病一時金特約の支払事由が広がったのです。

ただし、急性心筋梗塞以外の心疾患や脳卒中以外の脳血管疾患では、治療を目的とした入院が10日以上継続した場合が保障対象となります。

三疾病に対する不安が大きい方には、非常に魅力的な変更点になっていると言えるのではないでしょうか。

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「CURE Next」では新たな契約条件が追加された!

「CURE Next」では新たな契約条件が追加された!

オリックス生命の医療保険「新CURE(キュア)」が「CURE Next(キュアネ・クスト)」に生まれ変わり、保障内容が増えたり保障範囲が広がったりしましたが、実はそれだけではありません。

実は、契約条件も追加されています

ここからは、追加された契約条件に関して少し解説をしていきます。

保険料払込期間が増えた

オリックス生命の医療保険が「CURE Next(キュア・ネクスト)」に生まれ変わったことで、保険料払込期間の選択肢が増えました。

以前の「新CURE(キュア)」の時には設定されていなかった、20年・30年という年満了の払込期間が新たに設定されました。

変更点を少し解りやすく票にしてみましょう。

商品名 「新CURE(キュア)」 「CURE Next(キュア・ネクスト)」
保険料払込期間 55歳・60歳・65歳・70歳払済

10年払済

終身払

55歳・60歳・65歳・70歳払済

10年・20年30年払済

終身払

保険料払込期間の設定に関する選択肢が増えましたが、実際にはあまり大きな影響は無いとも言えるでしょう。

その他の変更点はなし!

20年・30年と言う保険料払込期間が増えたのみで、その他の契約条件に変更はありません

保険料払込期間の設定によっては、保険加入の申し込み年齢が変わるみたいですので、注意が必要とも言えるでしょう。

しかし、先ほども解説しましたように、大きな影響は無いと言えるでしょう。

オリックス生命の医療保険「新CURE(キュア)」を徹底解説!ライバル商品も併せて紹介します!

オリックス生命の医療保険「新CURE(キュア)」を徹底解説!ライバル商品も併せて紹介します! | 保険のたばどい.com (tabadoi.com)

「CURE Next」になって保険料は安くなった?

「CURE Next」になって保険料は安くなった?

オリックス生命の医療保険が「CURE Next(キュア・ネクスト)」になった事で、保障内容や契約条件が変わりましたが、多くの方が気になるのが保険料だと思います。

マイナス金利政策が導入されて以降、生命保険の各商品で保険料の値上げが実施されています。

保険料と保障内容のバランスの良さ、要はコストパフォーマンスの良さが売りであった「新CURE(キュア)」が商品改定を行ったとなれば、その保険料が気になるでしょう。

そこで、ここからは「CURE Next(キュア・ネクスト)」になって保険料が安くなったのか、高くなったのかを紹介していきます。

保険料は基本的に高くなった!

オリックス生命の医療保険「CURE Next(キュア・ネクスト)」は、「新CURE(キュア)」に比べて保険料は高くなっています

特に、65歳払済という有期払いの契約に関しては、保障内容(保険金額)を問わずに保険料が数百円の値上げを行っています。

基本保障の内容が変わらないと解説しましたが、それでも保険料の値上げをしなければいけない状況となっていると言うことです。

ただし、これは65歳払済の場合であり、他の有期払いの場合には保険料が下がっている可能性もありますので、詳しくはオリックス生命の代理店や保険会社に確認をする様にしましょう。

年齢と保障内容によっては値下げされている

保険料が値上げされたと書きましたが、あくまでも65歳払済の場合であり、全てのケースで保険料が値上げされたという訳ではありません

「CURENext(キュア・ネクスト)」では、保障内容・契約条件によっては「新CURE(キュア)」よりも保険料が安くなるケースがあります。

保険料が安くなるケースは以下の表の様になります。



満足度96%の保険相談!『保険マンモス』

男性の場合

 

三大疾病無制限プラン

保障内容 入院給付金10,000円コース 入院給付金5,000円コース
特定三疾病保険料払込免除特則の適用なし 19歳~37歳まで 18歳以降
特定三疾病保険料払込免除特則の適用あり 18歳~25歳まで

(120日型は19歳から)

17歳~63歳まで

 

七大疾病無制限プラン

保障内容 入院給付金10,000円コース 入院給付金5,000円コース
特定三疾病保険料払込免除特則の適用なし 19歳以降 19歳以降
特定三疾病保険料払込免除特則の適用あり 32歳~64歳まで

(120日型は34歳から)

23歳~73歳まで

(120日型は72歳まで)

 

女性の場合

 

三大疾病無制限プラン

保障内容 入院給付金10,000円コース 入院給付金5,000円コース
特定三疾病保険料払込免除特則の適用なし 21歳~23歳まで 20歳~25歳まで
特定三疾病保険料払込免除特則の適用あり なし なし

 

七大疾病無制限プラン

保障内容 入院給付金10,000円コース 入院給付金5,000円コース
特定三疾病保険料払込免除特則の適用なし 22歳以降 22歳以降
特定三疾病保険料払込免除特則の適用あり なし なし

 

上記の年齢層の方は、各保障内容・条件で「新CURE(キュア)」よりも、月々の保険料が数円から数十円安くなっています

あくまでも基本保障での話となりますが、保険料が値下げされている年齢層があるのです。

上記の年齢層以外の方は、基本的に保険料が値上げとなっています。

また、上記は全て終身払いの場合となり、60歳払済や65歳払済の場合は確実に保険料が値上げされています。

オリックス生命の狙いとすれば、後述するライバル商品である「はなさく医療」や「メディフィットA(エース)」に対抗していきたいのかと思います。

また、入院給付金が10,000円コースでは、ライバル商品よりも保険料が安くなる傾向があります。

おすすめする年代は?

オリックス生命の医療保険「CURE Next(キュア・ネクスト)」は、上記の保険料の面などから見ると、保険料払込免除特則が無ければ、20代~30代半ばまでの方に比較的おすすめできると言えるでしょう。

入院給付金が5,000円の終身払いであれば、ライバル商品と比べても保険料の差があまりありませんが、入院給付金が10,000円になると、保険料の差が少し出ますので、会社員よりも自営業やフリーランスの方に向いている保険とも言えるかもしれません。

この事から、20代~30代までの方にはおすすめの医療保険とも言えるかもしれません。

「CURE Next」のライバル商品を紹介!

「CURE Next」のライバル商品を紹介!

オリックス生命の医療保険「CURE Next(キュア・ネクスト)」は、入院・手術など基本的な保障で保険料も比較的リーズナブルな医療保険となっています。

そんな「CURE Next(キュア・ネクスト)」のライバルとなる商品があるのか気になる方も居ることでしょう。

「CURE Next(キュア・ネクスト)」のライバルと言える商品は、はなさく生命の医療保険「はなさく医療」メディケア生命の医療保険「メディフィットA(エース)」と言えます。

この2つの医療保険は「CURE Next(キュア・ネクスト)」と同じような保障内容であり価格帯も似ています。

そこで、ここからは、ライバル商品とも言える「はなさく医療」と「メディフィットA(エース)」を少し解説していきます。

はなさく生命「はなさく医療」

はなさく生命とは、日本生命グループの保険会社であり、最近流行のサブブランドの保険会社となります。

日本生命では販売していないような、終身医療保険や収入保障保険をラインアップしており、保険の申し込みも対面だけではなく郵送やインターネット申し込みも可能にしている保険会社となります。

その、はなさく生命から販売されている医療保険が「はなさく医療」であり、終身医療保険となります。

保険の内容は、オリックス生命の医療保険「CURE Next(キュア・ネクスト)」と、ほぼ同じ内容となっています。

基本保障として入院・手術・放射線治療に関する保障があり、特約として先進医療・死亡保障・入院一時金・がん一時金などがラインアップされています。

そのため、基本保障をメインにして自分に必要な保障を付け加えていくことで、自分好みの医療保険にカスタマイズしていけると言えるでしょう。

保障内容や活用に仕方など、オリックス生命の医療保険「CURE Next(キュア・ネクスト)」とほとんど同じと言えるでしょう。

保険料の目安は、基本的な保障内容で入院日額5,000円・60日型・終身払いの場合、30歳男性で約1,500円30歳女性で約1,600円となります。

保険料もリーズナブルと言えるでしょう。

契約する年齢や保障内容によっては、オリックス生命よりも月々の保険料は安くなる場合もあります

メディケア生命「メディフィットA(エース)」

メディケア生命とは、住友生命グループの保険会社とであり、メディケア生命も住友生命のサブブランドの保険会社となります。

メディケア生命も、保険ショップなどの対面申し込みだけではなく、インターネットでの申し込みや金融機関などを通じて保険申し込みが出来る保険会社となっています。

医療保険でも、薬剤治療に特化した医療保険・引受緩和型医療保険・保険料の戻ってくるリターン型医療保険など、いくつもの種類の医療保険が用意されています。

また、がん保険や収入保障保険も用意されていますが、どちらかと言えば医療保険が注目されている保険会社と言えるでしょう。

そんな、メディケア生命から発売されている医療保険「メディフィットA(エース)」は、入院・手術・放射線治療・骨髄移植術・骨髄細胞の採取手術などの保障が基本保障となり、特約として先進医療・入院一時金・死亡保障など充実のラインアップとなっています。

基本保障だけを見ると、少し保障が手厚そうに思えますが、オリックス生命の「CURE Next(キュア・ネクスト)」や、はなさく生命の「はなさく医療」と変わらない内容とも言えます

保険料の目安は、基本的な保障内容で入院日額5,000円・60日型・終身払いの場合、30歳男性で約1,450円30歳女性で約2,250円となります。

男性の場合は、「はなさく医療」よりも安い保険料となりますが、女性の場合は「はなさく医療」よりも月々の保険料が高くなります。

この事から、男性におすすめの医療保険と言えるでしょう。

その他の医療保険

基本的なライバル商品は、保障内容や保険料の似ている「はなさく医療」と「メディフィットA(エース)」と言えますが、その他にも、ネオファースト生命「ネオdeいりょう」・アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」・チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」・メットライフ生命「マイフレキシィ」などがありますが、それぞれ少し特徴的な商品であり、基本保障などが異なるため、今回はその他の保険として紹介しました。

それぞれの商品の保障内容を合せて比較をした結果としては、煙草を吸っていないなどの健康に自信のある方はネオファースト生命「ネオdeいりょう」がおすすめと言えます。

三大疾病による入院日数の拡大などを望まないのであれば、アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」が保険料としては安く備えることが出来ると言えます。

先ほども書きましたが、それぞれに特徴があり強みの違う保険商品なので、「CURE Next(キュア・ネクスト)」の内容に合わせるのではなく、それぞれの特徴を活かすように活用するのが良いと言えるでしょう。

「CURE Next」おすすめ出来る?

「CURE Next」おすすめ出来る?

最後に、オリックス生命の医療保険「CURE Next(キュア・ネクスト)」が、おすすめ出来る医療保険かどうか、少し個人的な意見を書いておきます。

オリックス生命の医療保険は「新CURE(キュア)」が発売された当時は、オーソドックスな保障内容で比較的リーズナブルな医療保険であり、おすすめできる医療保険ではありました。

しかし、各生命保険会社が医療保険の商品改定を行い、それぞれ特色の有る商品になった事や大手国内生命保険会社のサブブランド保険会社の商品がリーズナブルな終身保険を出し始めたことで、少し風向きが変わっていました。

その中での「CURE Next(キュア・ネクスト)」への商品改定だったこともあり、保障内容を大きく変えるのかと思っていたのですが、基本保障はそのままに死亡保障と三大疾病の保障範囲拡大という内容に留まりました。

その上、60歳・65歳までなどの短期払いの契約に関しては保険料の値上げを行いました。

大手国内生命保険会社のサブブランド保険会社の商品に対抗する意味合いが強く、保険料では少し優位に立っているのが現状だと思います

比較的若い世代と言える20代・30代で最低限の保障でいいと言う方や、自営業・フリーランスの方で少し保障が手厚い医療保険で保険料が安いのがいいと言う方には、おすすめ出来る医療保険かと思います

しかし、三大疾病や生活習慣病などの保障を手厚くしたい、自分好みの保障内容にして且つ保険料を抑えたいという方には、おすすめできない保険とも言えるでしょう。

個人的な意見ですが、トータル的に考えると、おすすめな医療保険と思います。

まとめ

まとめ

2022年4月に商品改定によって新発売された、オリックス生命の医療保険「CURENext(キュア・ネクスト)」に関して解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

長年、評判の良かったオリックス生命の医療保険「新CURE(キュア)」の保障はそのままに、死亡リスクにも備えられる様になったと言うのが大きな売りとなる医療保険です。

しかし、保障内容・契約条件によっては、保険料の値上げが行われているため、評判が良くなるかは少し解らない保険商品と言えるでしょう。

医療技術も日々進歩している中で、各生命保険会社の医療保険もどんどん内容が変わってきています。

今後、医療保険も定期的に見直さなければいけない保険商品になりつつある中で、終身払いにして月々の保険料を抑えるのが主流になると言えるでしょう。

基本的な保障で充分だという方や、コストパフォーマンスを重視する方には、おすすめな医療保険であると言えるでしょう

個人的な意見ですが、オリックス生命の医療保険「CURE Next(キュア・ネクスト)」を検討している方は、「はなさく医療」と「メディフィットA(エース)」も比較検討して、保障内容・保険料をしっかりと比較するのが良いと言えるでしょう。

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