年代別・ライフイベント別で、必要な保険が異なってくる事を何となく理解している方も多いでしょう。
また、それぞれを細かく解説した記事も多く見かける事でしょう。
しかし生涯を通じて、いつどんな保険が必要かな?とトータル的に考えた事はありますか?
大体の予定を付けておくのも人生においては大切な事ですよね?
そこで、今回は人生を通してどんな保険が必要か?という事を少し考えていきましょう。
目次
生命保険とは何かを考えよう!!
最初に、生命保険とは何か?という事を考えましょう!!
生命保険とは生きていく上でのリスクを回避する為の道具です。
万が一病気やケガで亡くなってしまった時に残された家族の生活を守る事や、もしも病気になってしまった時に医療費の負担を抑える事など、生きていく上でのリスクを軽減させるためだけの道具にしかすぎません。
極端な話をすると、リスクを回避する為の資金が潤沢な人には、保険は必要ないモノなのです。
あくまでも、生活していく上での道具という事を知っておいてください。
年代別と言う表記に惑わされない!
年代別に必要な保険をこのサイトでも書いていますが、それはあくまでも一般的な例です。
20代は就職や結婚・出産などのライフイベントがあると一般的には言いますが、中学を卒業して働き始める人も言えれば、高校卒業して働き始める方も居るでしょう。また16歳や18歳で結婚する人も居れば、30歳を超えて結婚する人も多いでしょう。
年代別に必要な保険と言うのはあくまでも、一般的なライフイベントでの話になりますので、年代で惑わされずに、自分のライフイベントとリンクさせてしっかりと考えるようにしましょう。
また生命保険とは何か?という事をしっかりと考えることで、年代などには惑わされずに保険を選ぶことが出来るでしょう。
生命保険に加入するタイミングは出産のとき?
生命保険にはじめて加入する人の多くは、就職したタイミングではないでしょうか?
自分でお金を稼ぎ始めて、大人の仲間入りをした気分になりますよね?
そして、少し背伸びをして生命保険にも加入しようかな!!と思う方も居るのではないでしょうか?
そんなタイミングで、生命保険の外交員の女性が訪ねてきたら、「中身のよく解らないモノだけど、死んだ時や病気になった時の保障があるから良いか!!」と言う考えで加入する人が意外と多いです。
しかし、生命保険が本当に必要なのはそこではないのです。
「それならば、結婚した時かな?守る人も増えるし責任もあるし」と思う方も居るでしょう!!
違います!!
本当に生命保険に加入するタイミングは、子供が生まれた時です!!
少しドライな言い方ですが、結婚したタイミングは配偶者が出来るだけで何かあっても特に配偶者は困りません!!若ければ再婚できますし、遺族年金等も貰えます!!
しかし、子供がいるとそういう訳にはいきません。
子供を育てながら、フルタイムでバリバリ働けますか?子供を育てるには時間もお金も沢山かかります。
そんな時に、もしも死んでしまったら・・・・・
そうです!本当に保険が必要なのは子供が生まれたタイミングです!!
保険は手入れが必要!?
保険の手入れってなにでしょうか?
保険の見直しの事?と思われた方は、勘が良いですね!!
そうです、近年では保険の見直しがよく言われるようになりましたよね?
これにはいろいろと事情があるのですが、簡単に言うと保険は入りっぱなしではいけないという事です。
生命保険は、人生におけるリスクを回避する為の道具と言いましたが、生命保険だけではなく、一般的に道具が古くなれば使えなくなりますよね?
包丁でも、研がない包丁はどんどん切れ味が悪くなりますが、しっかりと手入れをしていれば切れ味も良い状態で使いやすいですよね?
それと同じで、生命保険も加入したからいいや!!じゃなく、しっかりと手入れをして、いつでもしっかりと使える状態にしておかなければならないのです。
もし、病気をした時に保障内容が古くて給付金が貰えなければ、保険に加入している意味がないですよね。
保険はしっかりと手入れする事で、力強い味方であり続けるのです。
お手入れのタイミングは?
生命保険のお手入れも大切だと少し解ってきたかもしれませんが、どのタイミングでお手入れをしていくのか?という事を解説していきましょう。
まず、保険に加入したタイミングにもよりますが、出産前に生命保険に加入している場合には出産のタイミング、その次は子供が小学校や中学校に入学するタイミング、その次は子供が独立したタイミング、その次は定年を迎えたタイミングと4つ~5つぐらいにタイミングがあります。
大きなところでは、子供が独立したタイミングと定年を迎えたタイミングに保険のお手入れをするのが好ましいでしょう。
その理由としては、大きくライフスタイルが変化する可能性が高いためです。
また、出産から子供が独立するまでの間で何もしなければ、医療技術などの変化に対応しきれなくなっている可能性があるので、その間と言える子供が小学校や中学に入学したタイミングで一度、生命保険のお手入れが必要かの確認をするのも良いでしょう。
生命保険のお手入れのタイミングは、ライフスタイルが大きく変わる時と覚えておきましょう。
まとめ
生命保険は、加入したら終わりと言う訳ではありません。
今回は年代別で必要な保険について何記事にも分けて解説しましたので、今回の記事が総まとめの様な記事内容にしています。
生命保険は年代別で必要な保険が変わる訳ではなく、ライフイベントによって必要な保険が変わるのです。
そのため、一般的な年代でのライフイベントでも、人によっては様々と言える事から、生命保険の基本的な考え方を理解したうえで、自分はどのライフステージでどんなライフイベントがあるのか?という所と、どんなリスクがあるのか?という事をしっかりと考えて保険と付き合うようにしましょう。
そして大切な事は、保険もしっかりとお手入れをしてあげないと、いざという時に役に立たなくなる可能性があるという事をしっかりと理解して、上手に保険と付き合うようにしましょう!!
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