【医療保険・がん保険編】保険商品の選び方!!目的を持って保険商品を探そう!!

保険の選び方
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前回は死亡保険の目的別の選び方について説明しました。

今回も保険の選び方となりますが、医療保険とがん保険に特化した保険の選び方を説明していきます。

医療保険もがん保険も種類が多く、選ぶのに困惑する商品となりますので、商品内容を解説したうえで、選び方や考え方という所を解説します。

数多くの商品から自分に合った商品を選べるようになりましょ!

医療保険の種類は3つある!?

医療保険と言っても、いくつか種類があるのを知っていますか?

医療保険には、「通常の医療保険」「引き受け緩和型」「無選択型」と言う大きく分けて3つの種類があるのです。

それぞれの特長を少し解説しましょう。

通常の医療保険って?

通常の医療保険は、一般的に販売している医療保険であり入院・手術・通院などを保障してくれる保険です。

また、健康状態のチェックが厳しく、手術歴や病歴・持病などがあると加入が出来ないか、保険料の割増、部位不担保の設定(保障対処外の設定)などの措置が取られます。

基本的に、健康な人向けの保険となっています。

引き受け緩和型の医療保険って?

引き受け緩和型の保険と言うのは、基本的な保障に関しては通常の医療保険とあまり変わりませんが、保障額の上限が決まっていたり、保障を限定されたりと少し制限のある医療保険となります。

大きな特長としては、健康状態のチェック項目が通常とは少なくなり、手術歴や病歴・持病などが合っても加入しやすい保険となりますが、通常の医療保険よりも保険料は割高になります。

無選択型の医療保険って?

無選択型の医療保険と言うのは、よく言われる「持病があっても入れる保険!」などと謳ってコマーシャルなどをしている保険となります。

引き受け緩和型よりもさらに健康状態のチェック項目も少なくなり、手術歴や持病があっても加入する事が出来る保険となっています。

しかし、保障額は通常の医療保険の半分ほどになり、保険料は通常の医療保険の倍ぐらいの保険料になります。

また、保障内容も限定されることが多いですが、どうしても医療保険に加入したいと言う人向けの商品と言えるでしょう。

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医療保険はどうやって選べば良いの?

医療保険にも3つの種類があると書きましたが、選び方はいたって簡単であり、健康状態に不安が無い方は「通常の医療保険」を選択し、通常の医療保険の加入を拒否された方は「引き受け緩和型」を選択し、それでも加入を拒否された場合には「無選択型」を選択すれば良いと言うだけです。

また、健康状態のチェックに関しては各社規定が違いますので、A社では加入を断られたがB社では大丈夫だった!という事も普通に有りますので、1社でダメでもあきらめない事が大事です!!

保険料が返ってくる保険はおすすめか!?

東京海上日動あんしん生命が販売する「リターンシリーズ」を知っていますか?

医療保険やがん保険で展開している、使わなかった保険料を返してくれる保険商品です。

最近では、東京海上だけではなく、ソニー生命やメディケア生命も同じような商品を出しています。

保険料が返ってくると聞くとすごくお得な気がしますが、果たしてどうでしょうか?

結論を言うと、若い人にはおすすめ出来ます。

あくまでも個人的な意見ではありますが、20代・30代の方にとっては、医療保険に加入してもその保障内容がいつまで有効な保障であるか分かりません。

医療技術も日々進歩する中で、60歳になった時にその医療保険が有効な保障だと言う事が言えません。

そういった時に、契約時に決めておいたタイミングで保険料を返してもらいその後の保険をどうするのか?と言う選択が出来ると言うメリットがあるのがこの「リターンシリーズ」なのです。

この保険の詳細に関しては、また別記事で活用方法なども含めて解説します。

がん保険は考え方で選ぶ!!

医療保険の次にがん保険に関して解説していきます。

がん保険にも「バランス型」「治療特化型」「実損填補型」の3つの商品に分けることが出来ます。

がん保険は、がん治療の方法や考え方によって選ぶ商品が異なりますので、ここでは3つの特長と考え方を解説していきます。

バランス型のがん保険って!?

バランス型のがん保険の主な保険商品には、オリックス生命の「ビリーブ」や、損保ジャパン日本興亜の「勇気のお守り」などがあります。

これらの商品内容は、入院・手術・通院・診断給付金・先進医療など、従来のがん保険の様にバランスのとれた保障となっている商品となります。

あらゆるリスクを心配する方にとっては良い商品と言えるでしょう。

治療特化型のがん保険って!?

治療特化型のがん保険は、放射線治療やホルモン剤治療を保障するのが主契約の保険商品を言います。

主な保険商品には、チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアム」やメットライフ生命の「ガン保険GuardX(ガードエックス)」などがあります。

これらの商品は、主契約がホルモン剤治療や放射線治療への保障となりますが、特約で入院や通院・先進医療なども付加できる仕組みになっているため、オーダーメイド型とも言える商品となっています。

自分の必要な保障を付加してカスタマイズするのに良い保険と言えるでしょう。

実損填補型の保険って!?

がん保険にも、損害保険の様に実損填補型の保険もあるのです。

主な保険商品には、セコム損保の「MEDCOM ガン保険(新ガン治療費用保険)」と言う物があります。

この自損填補型の保険には、診断給付金があるモノあり、基本的にはがん治療に掛かった費用を限度額内で補償する保険であり、考え方は損害保険の分野と同じになります。

通院に関しては限度額が設定され、その他の治療に関しては限度額が無く、治療に掛かった費用を全額補償してくれる保険内容になっています。

ただ、注意しなければいけないのは、治療費を一時的にも自分で払わなければいけない事、また保険期間が一定期間の定期保険であるという事です。

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がん保険への加入に関して考えておくこと

がん保険でも保障内容や保険の特性は保険商品によって変わります。

がん保険への加入に関しても、目的をハッキリさせて加入する必要があるという事も分かっていただけたかと思います。

がん治療に関しては、部位や進行状況などによって治療方法が異なりますので、がん保険に加入する前に「自分は放射線治療を優先してやるんだ!」と思っていても、手術治療が必要になるかもしれませんし、「手術をして抗がん剤治療をするんだ!」と思っていても、その治療方法が向かない状況になっているかもしれません。

治療特化型も実損填補型も、悪い保険ではありませんが、何が起こるかわからないのであれば、バランス型の保険に加入してその上で治療特化型や実損填補型をサブの保険として持っておくのも考え方の一つと言えるでしょう。

まとめ

保険は目的をしっかりと把握しておかなければ、保険選びで失敗する事があります。

医療保険やがん保険も、「意外と種類が多くてどれを選べば良いのかわからない」と言う方も多いでしょう。

この記事を読んで少しでも良いヒントになったと思ってもらえれば幸いです。

また、ここで紹介しきれなかった保険商品の方が多いので、医療保険やがん保険を検討している方は、一度パンフレットなどを見てこれは「どんな形の保険なのかな?」と考えてみてください。

意外と、パンフレットを見るだけで解ってしまうモノですよ!!

保険ってそんなモノなんです。

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