【死亡保険編】保険種類は目的別で選ぶ!!ニーズに合った保険選びのコツを教えます!

保険の選び方
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保険加入に関して前回の記事の続き的な内容になります。

保険の選び方のポイントの一つではありますが、保険を選ぶ際の基本中の基本である、保険種類の選び方を解説していきます。

解りやすいところで言うと、同じ死亡保険でもニーズによって選ぶ保険が変わります。

保険加入に際して、「目的は何なのか?」を把握したうえで、自分に合った保険はどれかな?と考えていきましょう。

保険は目的別に加入する!!

生命保険は特にそうですが、自分がどんな不安を抱えているのか?という所を明確にしたうえで、保険選びをするでしょう。

その不安がニーズであり、保険に入る目的になるのです。

保険に加入する目的をハッキリとさせておけば、保険選びは意外と簡単なのです。

まず、保険への加入を検討している方は、保険商品を物色する前に「自分は何に不安を感じて保険に加入するのか?」という所をしっかりと考えましょう。

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死亡保険を選ぶ目的とは?

死亡保険を選ぶ目的には大きく分けて3つあります。

  • 残された家族のため
  • 自分の葬儀代などのため
  • 将来のための貯蓄代わり

この3つの目的の時に死亡保険に加入しますが、それぞれで目的が異なる事で選ぶ保険も異なります。

それでは、それぞれを少し説明していきましょう。

残された家族のために入る「収入保障保険」

残された家族の生活費などが心配で死亡保険に加入する場合には、主に収入保障保険と言う保険を選択する人が多いです。

これは定期保険の一種で、ある一定の期間で死亡保障をしますと言う保険であり、この期間を過ぎると保障が一切なくなる保険です。

図にするとこんな感じになります。

この保険に関しても以前解説していますので、詳細はその記事を読んでいただければと思います。

「収入保障保険は誰のための保険?これだけ理解していればOK!」

収入保障保険は誰のための保険?これだけ理解していればOK!

この保険は家計の主な収入源となる人が亡くなった時に、給与の代わりに保険金として毎月給与相当額を貰うと言う保険です。

また、保険金額(保障額)が期間を追うごとに少なくなっていく性質のため、保険料も比較的安く大きな保障を準備できる保険となっています。

同じ定期保険でも、保障額が満期までずっと同じ保険よりは合理的な保険と言えるでしょう。

自分の葬儀代などの準備には

主な死亡保険加入の目的の1つとして、自分が亡くなってしまった後に葬儀やお墓の準備、お寺への永代供養代や遺品整理費用など、死後整理費用としてお金を残したいと言う方も多いでしょう。

そういった場合の保険選びは「終身死亡保険」になります。

終身保険と言う言葉は「死亡保険」だけではなく「医療保険」でも使われる言葉ですが、要は死ぬまで保障が続く保険という事です。

死ぬまで保障が続くことで、死亡保険の場合には保険金が確実に支払われる保険という事になります。

その事から、自分の葬儀代としていくらか残したい、家族へ少しでもお金を残したいと言う考えの方にとって選択する保険種類となります。

また、死亡保険を終身で準備する場合には、出来れば保険料の払い込みを「○○歳まで」や「○○年間」などの有期間にしておく方が良いでしょう。

それは、終身保険の場合は保険料が一生上がる事はありませんが、定年退職をした後や老後に保険料を支払い続けるという事が経済的に苦しくなる可能性があるため、出来れば収入があり経済的に余裕のある時に払い終わる方が良いでしょう。

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貯蓄をするのも終身保険!?

これは保険を販売するための営業トークの一種ですが、終身保険は貯蓄の代わりにもなるのです。

終身保険の中でも「低解約返戻金型終身保険」と言う商品は、保険料払込期間中の解約返戻金を70%程度にする事で、保険料を抑えた終身の死亡保険になります。

この商品を、老後の生活資金などのための貯蓄代わりに活用する方が居ます。

この商品を選ぶ際には、保険料の払込期間を出来るだけ短くすることが大前提です。

また、保障額よりも月々支払う保険料を重視して、何があっても(結婚や出産・転職など)支払える保険料を設定する事も大前提です。

基本的に死亡保険ですが、「保障」と言うよりも「貯蓄」と言う目的のため、解約をする前提で加入し、保険料の払い込みが終わり返戻率(解約時の返戻金の額と支払った保険料総額の差)が100%を超えるタイミングで解約をするようにしましょう。

また、この保険の活用時の注意点は1つだけです。

「保険料払込期間中は何があっても解約しない事」

先ほども解説した様に、保険料払込期間中の解約返戻金は支払った保険料の約70%ですので、保険料払込期間中に解約をすると確実の損をします。

しかし、どうしても保険料の支払いが苦しいとなった場合には、「契約者貸付制度」や「自動振替制度」を活用してください。この制度に関しても後日詳しく解説しますが、簡単に言うと保険会社にお金を借りて保険を継続させるという事になります。

この注意点だけをしっかりと守れば、この保険で老後資金の準備など貯蓄代わりに終身保険を使うことも出来るという事になります。

まとめ

今回は死亡保険に特化して保険の選び方を解説しました。

死亡保険と一言で言っても、加入する目的はいくつもあります。

人それぞれで抱える不安も違う事から、保険選びも人それぞれです。

目的をハッキリさないと、保険選びも出来なければ、保険屋さんもアドバイスに困ることも有ります。

単純に死んだ時の保障が欲しいと言うだけでは、アドバイスの仕方にも困るという事をこの記事を読んで少しでもわかっていただければと思います。

また、目的をハッキリしていなければ、自分に必要な保障を適切に準備できなくなる可能性もあるという事を知っていただければと思います。

保険を選ぶ時に一番大切なのは、自分のニーズを把握するという事です。

医療保険や学資保険に関しても解説していきますので、併せて読んでいただければ幸いです。

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