ダイレクト系で安い自動車保険を4つに絞って実体験と共に紹介します!

損害保険
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自動車保険を出来るだけ安くしたいと思う方は多いのではないでしょうか?

私も自動車保険を出来るだけ安くしたいと考える一人です。

しかし安くしたいけれど、保険会社も多くどの保険会社が安いのかを調べるのって結構面倒なことですよね?

そこで、私が実際に自動車保険を更新した際に比較した保険会社をいくつか紹介しながら、安い保険会社を紹介していきます!

実際に比較したのは4社だけ!?

安い自動車保険と言えばインターネットや電話で直接保険会社と契約をするダイレクト系の自動車保険を思い浮かべる方も多いでしょう。

そして、ダイレクト系の自動車保険と言っても有名どころだけでも7・8社はあるでしょう。

しかし、その中でも比較的安いのは4社だけなのです。

その4社と言うのは

  • SBI損保
  • アクサダイレクト
  • ソニー損保
  • チューリッヒ

の4社なのです。

この外には、「イーデザイン損保」や「セコム損保」や「そんぽ24」など、大手損害保険会社のインターネット系の商品がありますが、少し保険料が高いです。

これは、私が実際に見積もりをした結果となっています。

そのため、毎年更新の時にはこの4社の保険料を比較するようにしています。

なぜ更新のたびに保険料を出すのかは後ほど解説します。

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それぞれの自動車保険の条件と保険料を紹介

それぞれの自動車保険では契約時の条件である、年齢条件・使用条件・年間走行距離・運転者の範囲が異なります。

それぞれの条件が異なることで選択肢が異なり、人によっては安くなる保険会社が異なる場合もあります。

それぞれの条件と保険料を見ていきましょう。

SBI損保の自動車保険

SBI損保の契約時の各条件を少し書いておきましょう。

  • 年齢条件:年齢問わず・21歳以上補償・26歳以上補償
  • 運転者の範囲:本人限定・本人及び配偶者限定・家族限定・限定なし
  • 年間走行距離:5,000km以下・5,000km~10,000km以下・10,000km~15,000km以下・15,000km以上
  • 使用目的:日常レジャー使用・通勤または通学使用・業務使用

上記がSBI損保の契約時の条件となります。

少し解説をすると、比較的若い方が運転するのであれば、年齢条件の区分は良いと言えますが、30歳以上の区分が無いことで少し割高になるのではないかな?と言う印象を与えてしまいますね。また、年間走行距離に関しても最小でも5,000km以下という区分のため、他社であれば3,000km以下の区分もあるために少し割高感が出てしまうかもしれないですね。

保険料に関しては、私の条件(12等級事故あり係数0年・26歳以上・ゴールド免許・年間走行距離が5,000km以下・本人限定)で言うと、15,020円となり、ダイレクト系では一番安い保険料となりました。

また、補償内容としては、車両保険なし・対人賠償と対物賠償が無制限・人身傷害3000万円(車両搭乗中のみ)と言う最低限にしています。
その事から保険料の相場は15,000円~25,000円ぐらいでしょう。車両保険や補償内容を手厚くすると少し保険料が上がるので、このあたりになると思います。

ソニー損保の自動車保険

次にソニー損保の契約時の条件を見ていきましょう。

  • 年齢条件:年齢を問わず・21歳以上補償・26歳以上補償・30歳以上補償
  • 運転者の範囲:本人及び配偶者限定(本人限定なし)・限定なし
  • 年間走行距離:3,000km以下・5,000km以下・7,000km以下・9,000km以下・11,000km以下・16,000km以下・無制限(16,001km以上)
  • 使用目的:主に家庭用(通勤・通学含む)・業務用

上記がソニー損保の契約時の条件となります。

少し解説をすると、年齢条件と年間走行距離はSBI損保よりも細かく設定が出来る事で走行距離が少ない方や35歳以上の方などには選択しやすくなると言えるでしょう。

しかし、運転者の条件と使用目的の選択肢が少ないことで、家族限定をしたい方や日常レジャー使用の方にとっては少し割高な保険料になるのではないかと言う疑念が生まれるでしょう。

保険料としては、私の条件(12等級事故あり係数0年・30歳以上・ゴールド免許・年間走行距離が3,000km以下・本人及び家配偶者定)で、17,610円となり、条件を細かく設定した中でもSBI損保と比較すると保険料は少し高くなってしまいました。

補償内容に関しては、SBI損保と基本的に同じ内容としています。

保険料の相場としては、17,000円~25,000円ぐらいになると思われます。



アクサダイレクトの自動車保険

次にアクサダイレクトの契約時の条件を見ていきましょう。

  • 年齢条件:年齢問わず・21歳以上補償・26歳以上補償・30歳以上補償
  • 運転者の範囲:本人及び配偶者限定(本人限定なし)・限定なし
  • 年間走行距離:5,000km未満・5,000km~10,000km未満・10,000km以上
  • 使用条件:日常レジャー用・通勤及び通学用・業務用

上記がアクサダイレクトの契約時の条件となります。

少し解説をすると、年齢条件はソニー損保と同じく30歳以上補償がありますが、年間走行距離や運転者の範囲の選択肢が少ないことから、この保険も家族限定をしたい方やあまり運転しない方にとっては、保険料が高くなるのではないか?と言う疑念が生まれるでしょう。

保険料としては、私の条件(12等級事故あり係数0年・30歳以上・ゴールド免許・年間走行距離が5,000km以下・本人及び家配偶者定)で、16,820円となり、条件の選択の幅が狭いとはいえ、SBI損保に次ぐ保険料の安さとなりました。

この保険も補償内容は他の保険と同じにしています。

保険料の相場としては、16,000円~30,000円となりますが、補償内容を手厚くすると保険料が他の保険商品よりも高くなる傾向があることから30,000円台の保険料もあると言う事になります。

チューリッヒの自動車保険

最後にチューリッヒの契約時の条件を見ていきましょう。

  • 年齢条件:年齢問わず・21歳以上補償・26歳以上補償・30歳以上補償
  • 運転者の範囲:本人及び配偶者限定(本人限定なし)・家族限定・限定なし
  • 年間走行距離:3,000km以下・3,000km~5,000km以下・5,000km~10,000km以下・10,000km~15,000km以下・15,000km超
  • 使用条件:日常レジャー・通勤及び通学(片道10km未満)・通勤及び通学(片道25km未満)・通勤及び通学(片道25km以上)・業務使用

上記がチューリッヒ保険の契約時の条件となります。

少し解説をすると、年齢条件や年間走行距離は細かく設定できること、通勤や通学に使用する方にとっては、他社にないほどに細かく設定が出来るために、他社よりも割安になる可能性があると言えるでしょう。

保険料としては、私の条件(12等級事故あり係数0年・30歳以上・ゴールド免許・年間走行距離が3,000km以下・本人及び家配偶者定)で、22,420円となり、日常レジャーで使用する方にとっては、少し割高になる可能性が高いと言えるでしょう。

その事から保険料の相場としては、22,000円~25,000円ほどになると言えるでしょう。



それぞれの保険商品の割引と特徴と見積もりのしやすさ

それでは、それぞれの商品の各割引と特徴と私が実際に各保険会社のサイトで見積もりを行った際の感想なども紹介していきましょう。

SBI損保の割引と見積もりのしやすさ

SBI損保は特筆するような特徴のある補償などはありませんので、割引と見積もりのしやすさを解説していきます。

割引の種類と金額は?

  • インターネット割引(新規・継続問わず):最大10,000円
  • 証券不発行割引(新規・継続問わず):最大500円
  • その他の割引:セーフティ・サポートカー割引など

各割引に関しては、ゴールド免許の割引等もありますが、目立った割引のみを挙げてみました。

また、インターネット割引・証券不発行割引に関しては、新規・継続共に適応されることから、割引率に関しては新規でも継続でも同じになりますので、継続をする方にとってはありがたい割引制度と言えるかもしれないですね。

見積もりのしやすさは?

私が実際に見積もりをした際に感じたことは、最低限の情報(車両情報や免許証や使用条件など)を入力するだけで、3パターンの見積もりを比較する画面まで行くので、比較的見積もりの操作などはしやすいと感じました。

また、見積もり金額を出した後からでも条件や補償の変更も出来ますので、金額を見てから補償内容を変えると言う事もしやすかったので、操作的にはすごく楽にすることが出来るでしょう。

ソニー損保の割引と見積もりのしやすさ

ソニー損保も特筆する補償はありませんので、SBI損保の時と同様に割引と見積もりのしやすさという所を紹介していきます。

割引の種類と金額は?

  • インターネット割引:新規の場合10,000円・継続の場合2,000円(新規でインターネット割引が適応されている場合は5,000円)
  • 証券発行なし割引(新規・継続問わず):500円
  • 無事故割引(新規・継続問わず):2,000円
  • その他の割引:くりこし割引など

ソニー損保の場合には、インターネット割引の金額が新規と継続とで異なりますので、継続契約をする際には保険料が割高になる可能性があるでしょう。

その場合には、年間走行距離が短かった場合の「くりこし割引」が適応されるかどうかで保険料の比較をするのが良いと言えるでしょう。

見積もりのしやすさは?

見積もりのしやすさに関しては、SBI損保同様に必要最低限の情報を入力するだけで、3パターンの見積もりが出来ますので比較的見積もりの操作はしやすいと言えるでしょう。

継続の場合には、現在の走行距離(オドメーターの数字)を入力することで、繰り越し割引の金額が出ますので、その数字を準備する必要があるでしょう。



アクサダイレクトの割引と特徴と見積もりのしやすさ

アクサダイレクトには少し紹介する補償がありますので、特徴を追加して紹介していきます。

割引の種類と金額は?

  • インターネット割引(新規のみ):2,000円~20,000円(2018年7月3日以前は最大で10,000円)
  • インターネット継続割引(継続契約時):1,000円~5,000円(2019年7月3日以前は一律で1,000円)

※2回目の継続時は一律で1,000円割引

割引に関してはインターネット割引のみとなっています。

証券不発行に関しての割引がありませんので、証券がどうしても欲しいという方には良いかもしれないですね。

また、アクサダイレクトも新規と継続で割引率が異なることから、継続時には割高な保険料となる場合があります。そして、2回目の継続時にはさらに割引率が低くなることから、継続し続ける場合には他社と保険料を比較した方が良いかもしれないですね。

見積もりのしやすさは?

アクサダイレクトもSBI損保やソニー損保と同様に、最低限の情報を入力するだけで3パターンの見積もりが出せますので、比較的操作はしやすい方だと言えるでしょう。

アクサダイレクトでは地震などへの備えが出来る!?

この補償が特徴でもありますが、ダイレクト系では数少ない地震・噴火・津波での車両の損害を補償する特約がラインアップされています。

地震・噴火・津波での損害は車両保険の補償対象外となりますが、この特約をセットすることでこれらの自然災害に備えることが出来ます。

ただし保険料は高くなりますので、この補償がどうしても欲しいという方にはおすすめできる保険会社かと思います。

チューリッヒの割引と見積もりのしやすさ

最後にチューリッヒの自動車保険の割引と見積もりのしやすさを紹介しておきましょう。

割引の種類と金額は?

  • インターネット割引:新規の場合は最大20,000円・継続の場合は最大5,000円(2回目の継続の場合は一律1,500円)
  • e証券割引:500円(証券不発行割引)
  • 早期契約割引:保険開始日の45日前までに契約申し込みをした場合に500円の割引
  • その他の割引:新車割引・エコカー割引・自動ブレーキ割引・紹介割引など

チューリッヒに関してもインターネット割引が新規と継続とでは割引金額が異なることから、継続時には保険料が割高になる可能性がありますので、継続時には早期継続割引などを適応した保険料で他社と比較してみるのが良いと思います。

見積もりのしやすさは?

チューリッヒに関しては、他の損害保険会社とは異なり見積もりを出す前に個人情報(名前や住所・生年月日など)を登録する必要がありますので、正直少し面倒であると言えるでしょう。

裏を返せば、見積もりで納得した際には契約まですんなりと出来るというメリットはありますが、見積もりだけを比較したい場合にはこの操作はデメリットと言えるでしょう。

また、割引の種類が豊富なことから見積もり時にどの割引が適応されているのかな?と確認する必要もあるでしょう。

チューリッヒの自動車保険の注意点

チューリッヒの自動車保険には少し注意点があります。

補償内容に関してとなりますが、他社では選択制である搭乗者傷害補償(同乗者のケガなどに関する補償)が強制的にセットされますので、注意が必要でしょう。

個人的には人身傷害補償があれば問題ないと思っているので、この補償が外せないとなると少し保険料的にはデメリットなのかと思います。

補償が他社よりも手厚いと考えるのであれば、良いのかもしれないですね。



まとめ

自動車保険の保険料が比較的安い4社について紹介しましたが、これはあくまでも私個人の実体験であり私個人の私見です。

自動車保険は使用目的や運転者の範囲から年間走行距離によっても保険料が異なり、また年齢や等級によっても大きく保険料は異なる場合がります。

私も数年前までは、事故あり係数が残っている中で何社も見積もりをした結果、この4社が比較的安いという結論に至っていますが、今回新たにイーデザインやセコム損保やセゾン損保も見積もりをしたのですが、以前よりも保険料が安くなっていました。

これは事故あり係数が無くなったことや免許証の色や年齢にもよるものではありますので、誰でもこの4社が安いと言う訳ではありません。

人によっては、イーデザイン損保が安かったり、おとなの自動車保険が安かったりすると思いますので、この4社だけの比較では納得できないな・・・と言う方がいればそれぞれの保険商品の見積もりも取ってもらえればと思います。

また自動車保険の見積もりを比較するのに、この記事の情報を役立てていただいて少しでも時短をしていただければ幸いだと思っております。

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