医療保険や終身保険が人気商品となっているオリックス生命ですが、どういった保険商品がラインアップされているのか気になる方も多いではないでしょうか。
この記事では、オリックス生命が販売している保険商品を一覧で紹介していきます。
また、それぞれの商品の特徴も簡単に解説をしていきますので、どういった特徴のある保険商品なのかも併せて確認してください。
目次
オリックス生命の保険商品一覧
それでは、オリックス生命が販売している保険商品を一覧で紹介します。
- 定期保険Bridge(ブリッジ)
- 定期保険FineSave(ファインセーブ)
- 家族をささえる保険KEEP(キープ)
- 特定疾病保障保険With(ウィズ)
- 終身保険RISE(ライズ)
- 医療保険新CURE(キュア)
- 医療保険新CURE・Lady(キュア・レディ)
- 死亡保障付医療保険Relife・W(リリーフ・ダブル)
- がん保険Belive(ビリーブ)
- がん保険Wish(ウィッシュ)
- 医療保険CURE Support Plus(キュア・サポート・プラス)
- 定期保険FINE Support Plus(ファイン・サポート・プラス)
- 終身保険RISE Support Plus「保険金額で選ぶタイプ」(ライズ・サポート・プラス)
- 終身保険RISE Support Plus「保険料で選らずタイプ」(ライズ・サポート・プラス)
- 米ドル建終身保険Candle Wide(キャンドル・ワイド)
- 米ドル建終身保険Candle(キャンドル)
オリックス生命の保険商品は大きく分けると【死亡保険・特定疾病保障保険】【医療保険・がん保険】【引受基準緩和型保険】【外貨保険】の4つに分けれます。
それぞれの保障内容は非常にシンプルな作りになっているので、商品の内容自体はわかりやすいと言えます。
死亡保険と特定疾病保障保険の特徴を解説
死亡保険と特定疾病保障保険では、5つの商品がラインアップされています。
定期保険・終身保険・収入保障保険・特定疾病保障保険と大きく分けて4つの種類に分類されますので、それぞれを紹介していきます。
定期保険
定期保険は下記の2つの商品がラインアップされています。
定期保険Bridge(ブリッジ)
定期保険FineSave(ファインセーブ)
この2つの保険は、一般的な定期保険となっていて、一定期間の死亡を保障する保険商品であり、比較的大きな保障を手軽な金額で手に入れられる死亡保険となっています。
この2つの保険の違いは、販売ルートの違いとなります。
定期保険Bridge(ブリッジ)
定期保険Bridge(ブリッジ)は、インターネットにより申し込むタイプの保険商品であり、簡単に言うとネット型の定期保険となっています。
また、保険金額の上限は3,000万円までとなっています。
定期保険FineSave(ファインセーブ)
定期保険FineSave(ファインセーブ)は、従来通りの代理店などで対面での申し込みまたは郵送での申し込みとなる保険商品です。
また、保険金額の上限は5,000万円までとなっています。
2つの保険の違い
保障内容に大きな違いはありませんが、保険金額の上限と保険料に違いがあります。
設定が出来る保険金額の上限としては、定期保険Bridge(ブリッジ)が3,000万円になり、定期保険FineSave(ファインセーブ)は5,000万円の設定が可能となっています。
また保険料に関しては、インターネット専用である定期保険Bridge(ブリッジ)の方が同じ保障内容でも保険料は安くなります。
終身保険
終身保険のラインアップは、終身保険RISE(ライズ)のみとなっています。
この終身保険は、低解約返戻金型終身保険と言われるタイプの終身保険となっています。
保障内容としては、一生涯に亘って死亡を保障する保険商品となっています。
低解約返戻金型終身保険とは、保険料払込期間中の解約返戻金を約70%程度にすることで、保険料を安く抑えられている終身保険です。
また、保険料を払い終えれば、契約が続く限り解約返戻金が増えていく仕組みとなっているので、貯蓄性を活かした活用をする方も居ます。
終身保険RISE(ライズ)は、保険料の払い込み期間を最短10年で設定が出来るため、学資保険の代わりなどに活用することも出来る唯一の低解約返戻金型終身保険とも言えます。
ただし、マイナス金利政策が始まって以降は、返戻率が低くなっていますので、思ったよりも解約返戻金が多くなっていないと言う事になりますので、貯蓄代わりに活用する場合は注意が必要と言えるでしょう。
収入保障保険
収入保障保険も1商品のみのラインアップとなっています。
収入保障保険は定期保険の一つですが、通常の定期保険と違い保険金額が年々減少していく死亡保険となっています。
働き盛り・子育て世代に向けた死亡保険であり、子供が独立するまでの間に大きな保障が必要な方に向けた保険となっています。
少し説明をすると、もしもの事が起こった場合に、子供が大きくなるまでに掛かる生活費などを保障する保険と言う事です。
また、保険金の受け取り方は年金形式(毎月給付)か一括給付の2種類となります。
簡単に言うと、一家の大黒柱が亡くなってしまった時に、毎月の給与変わりになる保険と言う事です。
特定疾病保障保険
特定疾病保障保険も1商品のみのラインアップとなっています。
特定疾病保障保険With(ウィズ)を簡単に説明すると、死亡・がん・急性心筋梗塞・脳卒中を保障する保険です。
がんの場合は、悪性新生物と初めて診断確定されたときに保険金が支払われます。
急性心筋梗塞・脳卒中の場合は、【約款所定の状態が60日間継続した】または【手術を受けた】のどちらかに該当したときに保険金が支払われます。
死亡保障の説明は要らないと思います。
また、特定疾病保障保険With(ウィズ)には、終身タイプと定期タイプがあり、終身タイプは終身保険RISE(ライズ)と同様に貯蓄性があります。
返戻率も終身保険RISE(ライズ)と大きく変わりませんので、がん・急性心筋梗塞・脳卒中に不安がある方は、終身保険RISE(ライズ)よりも、特定疾病保障保険With(ウィズ)を選ぶのが良いでしょう。
ただし、保険料は少し高くなります。
医療保険とがん保険の特徴を解説
オリックス生命では、3つの医療保険と2つのがん保険が、ラインアップされています。
医療保険・がん保険ともに、非常にオーソドックスな商品内容になっているのが特徴と言えます。
それぞれの特徴を簡単に紹介していきます。
医療保険
医療保険には、通常の医療保険と引受基準緩和型の医療保険と死亡保障付医療保険の3種類があります。
ここでは、通常の医療保険である
新CURE(キュア)
新CURE・Lady(キュア・レディ)
上記の2商品の特徴を紹介していきます。
新CURE(キュア)
新CURE(キュア)は、七大生活習慣病に手厚い保障とシンプルな保障内容が特徴の医療保険となっています。
七大生活習慣病や三大疾病での入院に関しては、1入院の日数が120日や無制限になることで、七大生活習慣病・三大疾病での入院に関する保障が基本保障から手厚くなっています。
基本保障に関しては、病気やケガでの入院・手術・先進医療のみとなっており非常にシンプルな内容となっています。
しかし、がん・入院一時金・通院一時金などの保障は、オプションとなっていますので、自分に必要だと思う保障を選んでカスタマイズすることも可能となっています。
また、非常にリーズナブルな医療保険となっています。
新CURE・Lady(キュア・レディ)
新CURE・Lady(キュア・レディ)は、新CURE(キュア)の内容に加えて、女性特有の疾病やがんで入院をした際の入院給付金が増額される女性向けの医療保険となっています。
基本的な保障内容・各種特約は、新CURE(キュア)と同様になっています。
がん保険
オリックス生命のがん保険には、下記の2種類がラインアップされています。
Belive(ビリーブ)
Wish(ウィッシュ)
それぞれの特徴を紹介していきます。
がん保険Belive(ビリーブ)
がん保険Belive(ビリーブ)は、オーソドックスながん保険とも言える内容となっており、がん治療のための入院・手術の保障と診断給付金が基本保障となっています。
また、特約ではありますが、がん治療のための通院にも対応できる保障が用意されています。
がん治療による入院・手術への保障を考えている方向けのがん保険と言えるでしょう。
保険料も比較的リーズナブルな保険となっています。
がん保険Wish(ウィッシュ)
がん保険Wish(ウィッシュ)は、診断給付金に特化した保険商品となっています。
がんと診断された際・悪性新生物と診断された際に、一時金を受け取ることが出来ます。
また、この保険は一定期間の保障である【定期保険】となっています。
入院・手術の心配よりも、まとまったお金が欲しいと考える方向けの保険商品と言えるでしょう。
死亡保障付医療保険
死亡保障付医療保険は1種類のみとなっています。
オリックス生命には、死亡・七大生活習慣病・病気・ケガの保障がセットになった、死亡保障付医療保険RelifeW(リリーフ・ダブル)と言う保険があります。
特約などは無く、死亡保障と七大生活習慣病・病気・ケガでの入院・手術を保障するだけと言う非常にシンプルな保障内容となっています。
また、大きな特徴は七大生活習慣病の際には、1入院の限度日数が120日に拡大されることから、七大生活習慣病に手厚い保障と言う部分が魅力と言えるでしょう。
医療保険の新CURE(キュア)と、終身保険RISE(ライズ)が一緒になったような保険商品といえます。
引受基準緩和型保険の特徴を解説
引受基準緩和型保険とは、健康面に不安のある方向けの保険商品となっています。
生命保険・医療保険などは、加入申し込み時に健康面の告知を行いますが、告知事項を通常よりも少ない3つにすることで、引き受け基準を緩和している保険となります。
引受基準緩和型保険には、医療保険・定期保険・終身保険の3つの保険がラインアップされています。
それぞれの商品名は以下になります。
医療保険CURE Support Plus(キュア・サポート・プラス)
定期保険FINE Support Plus(ファイン・サポート・プラス)
終身保険RISE Support Plus(ライズ・サポート・プラス)
終身保険RISE Support Plus(ライズ・サポート・プラス)には、保険金額で選ぶタイプと保険料で選ぶタイプの2つがラインアップされています。
この2つのタイプは、保険商品としては同じですが、保障内容重視か保険料重視かと言う選び方の違いで別々のタイプが用意されています。
また、医療保険CURE Support Plus(キュア・サポート・プラス)は、医療保険新CURE(キュア)の引受基準緩和型となります。
定期保険FINE Support Plus(ファイン・サポート・プラス)は、定期保険FineSave(ファインセーブ)の引受基準緩和型となっています。
それぞれの保障内容は、新CURE・FineSave(ファインセーブ)と同様となっています。
ただし、引受基準緩和型保険は、リスクの高い方でも加入しやすい保険となっていますので、新CURE(キュア)・FineSave(ファインセーブ)・RISE(ライズ)よりも、保険料は高くなっています。
外貨建て保険の特徴を解説
外貨建て保険とは、保険料の支払いや保険金の受け取りを、米ドルや豪ドルなどの外貨で行う保険商品です。
オリックス生命には、下記の2種類の外貨建て保険がラインアップされています。
米ドル建 終身保険Candle(キャンドル)
米ドル建 終身保険Candle Wide(キャンドル・ワイド)
それぞれの特徴を少しだけ紹介しておきます。
米ドル建 終身保険 Candle(キャンドル)
米ドル建 終身保険 Candle(キャンドル)は、一生涯保障の生命保険です。
保障内容だけで言うと、終身保険RISE(ライズ)と同じ内容となっています。
終身保険RISE(RISE)との大きな違いは、保険料の支払い・保険金の受け取りが米ドルであると言うだけです。
米ドルで保険料の払い込みや保険金・満期保険金を受け取るので、為替リスクがあることから、終身保険RISE(ライズ)よりは、保障としても貯蓄としてもハイリスク・ハイリターンとなりますので注意が必要でしょう。
米ドル建 終身保険 Candle Wide(キャンドル・ワイド)
米ドル建 終身保険 Candle Wide(キャンドル・ワイド)は、死亡保障に加えて特定疾病・特定障害・介護の保障が付いた保険商品となっています。
保障としては、死亡時だけではなく、がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中になってしまった場合や、所定の障害状態や介護状態になってしまった場合に、死亡保険金に加えて上乗せした特約保険金を受け取れる保険商品です。
保障が広くなっている分、Candle(キャンドル)よりも保険料は高くなっています。
貯蓄性だけではなく、保障もしっかりとしておきたい方に向いている保険と言えるでしょう。
オリックス生命の4つの申し込み方法
オリックス生命は、保険商品によって申し込み方法が異なります。
ここでは、オリックス生命の保険商品への申し込み方法に関して少し解説をします。
オリックス生命の保険商品への申し込み方法
申し込み方法の種類は、下記の4つになります。
対面・インターネット・郵送
インターネットのみorインターネット・対面
対面・郵送
対面のみ
それでは、申し込み方法の種類別に保険商品を分けてみます。
対面・インターネット・郵送
- 医療保険 新CURE(キュア)
- 医療保険 新CURE Lady(キュア・レディ)
- 死亡保障付医療保険 RelifeW(リリーフ・ダブル)
- がん保険 Belive(ビリーブ)
- 終身保険 RISE(ライズ)
- 医療保険 CURE Support Plus(キュア・サポート・プラス)
- 定期保険 FINE Support Plus(ファイン・サポート・プラス)
- 終身保険 RISE Support Plus(ライズ・サポート・プラス)
上記の商品では、対面申し込みも、インターネット申し込みも、郵送での申し込みも可能となっていますので、申し込み方法の幅が広い保険商品と言えます。
インターネットのみorインターネット・郵送
- 定期保険 Bridge(ブリッジ)
- 家族をささえる保険 KEEP(キープ)
定期保険Bridge(ブリッジ)は、インターネット専用の保険商品となっていますので、インターネットからの申し込みしかできない仕組みになっています。
家族をささえる保険(KEEP)に関しては、基本的には対面販売になると思いますが、インターネット申し込みも可能な商品となっています。
対面・郵送
- 定期保険 FineSave(ファインセーブ)
定期保険 FineSave(ファインセーブ)も、基本的には対面申し込みとなりますが、郵送での申し込みも可能な商品となっています。
対面のみ
- 特定疾病保障保険 With(ウィズ)
- がん保険 Wish(ウィッシュ)
- 米ドル建終身保険 Candle(キャンドル)
- 米ドル建終身保険 Candle Wide(キャンドル・ワイド)
保障が大きい商品や外貨建ての保険商品に関しては、商品説明などもしっかりしないといけないことから、対面販売のみとなっています。
保険はすべて掛け捨て!?保険の本質を理解すればその理由は解るはず! | 保険のたばどい.com (tabadoi.com)
生命保険の申し込み方法の基本は対面!?
オリックス生命では、対面申し込み以外にも、インターネット申し込み・郵送申し込みが用意されていますが、基本的には対面申し込みがおすすめと言えます。
生命保険は、保険金額・保険期間・保険料払込期間などによっても大きく保険料が異なります。
また、外貨建て保険などは、メリット・デメリットをしっかりと把握しておく必要もあります。
保険に明るい方であれば、インターネット申し込み・郵送申し込みは手間が省けて良いと思います。
しかし、インターネット申し込み・郵送申し込みでは、保障額である保険金額に上限を設けている場合が多いです。
契約者の顔が見えない事と、健康面の告知が自己申告である事から、大きな保障をする保険商品は保険会社にとってもリスクが高くなるからです。
先ほど、申し込み方法の種類を分けましたが、全ての保険商品は対面申し込みが可能となっています。
保険料に関しても、インターネット申し込み・郵送申し込み・対面申し込み共に大きく変わる事はありません。
余程、時間が無ければ、インターネットや郵送を使うのも良いですが、基本的には対面申し込みを選ぶようにする方が良いと言えるでしょう。
まとめ
オリックス生命には、定期保険・終身保険・医療保険・がん保険・引受基準緩和型保険・外貨建て保険など、多くの保険商品がラインアップされています。
また、終身保険RISE(ライズ)に関しては、保険料払込期間10年と言う設定が出来る事から、貯蓄代わりに使う事も可能となっています。
ただし、マイナス金利政策が発動してから、返戻率が下がっているので、大きくお金が増えると言う商品ではなくなりました。
ただし、保険料払込期間を10年で設定できるのは、終身保険RISE(ライズ)だけとなっています。
そして、医療保険の新CURE(キュア)に関しては、保障と保険慮のバランスが非常によく、コストパフォーマンスの高い医療保険と言う事で、人気ランキングでも上位に来る保険商品でしたが、他の保険会社の商品が、どんどんと商品改定をしていますので、医療保険の人気は少し下がっています。
少し人気が下がっている商品もありますが、全体的に見てもオリックス生命の保険商品は保障内容も悪くなく、保険料も比較的リーズナブルであり、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。
生命保険への加入を考えている方は、一度オリックス生命の保険商品を見てみてはどうでしょうか。