死亡保険には終身保険と定期保険の2種類がある!?ニーズに合った選び方とは?

定期保険
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一般的に生命保険と言われる死亡保険ですが、その種類には終身保険と定期保険が有るのを知っている方も多いでしょう。

貯蓄代わりとしても活用されるのが「終身の死亡保険」であり、家族のための保険と言われる収入保障保険は「定期の死亡保険」です。

両方とも死亡したときの保障ですが、保険期間の違いからニーズや活用方法は大きく異なります。

そこで、今回はこの2種類の死亡保険の違いや、どのような商品を選べばいいのか?という所を解説していきます。

確実に保険金を受け取るなら終身保険

確実に保険金を受け取りたいのであれば、終身の死亡保険を選びましょう。

終身の死亡保険の保険期間は一生涯となっていますので、被保険者が亡くなった場合には死亡保険金が残された家族に支払われます。

また、途中解約をする場合にも解約返戻金を受け取ることもできるようになっています。

その事から、確実に保険金を受け取りたいのであれば、終身の死亡保険に加入するようにしましょう。

終身保険の基本的なニーズと考え方とは?

終身の死亡保険の基本的な考え方は、自分が死んでしまった時の葬儀代などの費用を残すと言う考え方です。

場合によっては相続配分に活用したりする場合もありますが、一般的には葬儀代など死後の整理費用に活用しようと言うニーズが近年では高まっています。

その事から、保障額である保険金額は200万円~500万円程度の額を設定する方が多いと言えるでしょう。

貯蓄代わりにも活用されている!?

終身の死亡保険は老後資金や教育資金の準備として活用されている場合もあります。

特に低解約返戻金型の終身保険と言うのが、近年では貯蓄代わりによく使われている終身の死亡保険になります。

その理由として、先ほども書きましたように、もともと終身保険と言うのは一生涯の保障であるために解約をしない限り保障は続き、保障が続く限り解約返戻金も増え続けています。

そして、低解約返戻金型終身保険と言うのは、保険料払い込み期間中の解約返戻金を低くすることで、保険料を通常の終身保険よりも安くすることが出来て、保険料を払い終わった後の解約返戻金が通常の終身保険よりも多くなる特徴のある商品です。

こういった商品を使う事で、貯蓄代わりに終身の死亡保険が活用されることが多くなってきました。

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一定期間だけ大きな保障を準備するなら定期保険

終身保険は一生涯の保障と説明しましたが、その逆ともいえるのがある一定期間だけを保障する定期の死亡保険です。

定期の死亡保険と言われてもピンとこない方も多いかもしれませんが、テレビコマーシャルなどで「30代男性で月々の保険料が500円!」などと安さを売りにしている死亡保険や、収入保障保険と言うのが定期の死亡保険となります。

定期の死亡保険に関しては、加入に関して少しの注意点がありますので、その辺りを解説していきましょう。

収入保障保険はおすすめ出来る保険!

定期保険の代名詞ともなりつつあるのが、収入保障保険です。

この収入保障保険は、子育て世代などの若い世代の方が、子育てを終えるまでの間の保障として加入するケースが多い死亡保険となります。

この保険の特徴としては、保障額が保険期間の経過と共に少なくなっていくと言うものです。

解りやすく言うと、子供が独立するまでにかかる費用と言うのは、子供が成長するにつれて少なくなっていきますよね?

そこで、この保険は子供の成長に合わせて保障額が少なくなっていくと言う商品となるのです。

この保険が出るまでは、保障期間中同じ保障額である通常の定期保険しかなかった事から、比較的保険料は安いとは言え無駄な保障が有ったのですが、この保険が出たことで無駄が無くなり子育て期間中の保険としては凄く合理的な保険として多くの方が選ぶようになったのです。

個人的にも子育て期間中であれば、この保険をおすすめします。

保険料の安さだけで保険を選ぶと大変なことになる!?

先ほども少し書きましたように、定期の死亡保険の保険料は安いです。

30代男性で500万円の死亡保険を10年定期で加入した場合の保険料は600円ほどとなります。

「500万円の保障を月々600円!」と聞くとすごく安いと思いますよね?

しかし、10年間だけの保障であるために10年経つと何も残りません。

要は、この10年と言う保険期間の間に「死亡」と言う保険事故が無ければ、完全な掛け捨てであると言う事です。

月々600円でも年間に直せば7,200円となり、10年間となると72,000円になります。

あなたは72,000円を支払って10年間の安心を買いますか?

30歳で加入したとして、40歳までに亡くなる可能性はどれぐらいですか?この保険に加入する理由はありますか?

月々の保険料に目が行き過ぎると、保険の全体像が見えなくなりますので、気を付けましょう。



まとめ

死亡保険と言っても、終身保険と定期保険の2種類があり、それぞれの考え方・活用方法が違うと言う事を解って頂けたかと思います。

終身保険には終身保険の、定期保険には定期保険の活用方法があり、ニーズと考え方さえ合っていれば、保険選びに失敗はしません。

定期保険をあまりよく言わない方も多いですが、それは最後に書いたように保険料だけで判断した場合が多いです。

生命保険と言われる死亡保険と言うのは、保険料も大事ですが特性をしっかりと理解して自分のニーズと合致しているかで保険を選ぶようにしましょう。

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