
住友生命と言えば、国内生命保険の大手と言われる中の1つです。
近年では、健康増進型保険「Vitality(バイタリティ)」の販売を推し進めているため、「Vitality(バイタリティ)」は聞いたことがあるけれど、保険商品はピンと来ないな・・・と思われる方も多くなっていませんか?
そこで今回は、前回の記事で「Vitality(バイタリティ)」について解説した流れで、総合保障保険とされる「1UP」について解説していきます。
目次
住友生命「1UP」もパッケージ商品!?
住友生命の主力商品の一つである「1UP」ですが、公式ホームページを見ても少し内容が解りにくくなっています。
基本的には他の国内生命保険会社の商品と同じく、様々な保障を1つにしたパッケージ商品となります。
また、国内生命保険会社特有の「更新型」の保険商品となっています。
基本的な内容はこれだけですので、次の章から少し細かく見て行きましょう。
住友生命「1UP」の概要
住友生命の「1UP」の概要に関して少し紹介していきましょう。
契約可能年齢:3歳~75歳
※Vitality(バイタリティ)の利用は18歳~75歳
※3歳~14歳は「わんぱっく」と言う商品での取り扱い
保険期間:終身・60歳・65歳まで・10年~20年更新
- 終身(保険ファンド)
- 60・65歳まで(収入保障)
- 20年更新・15年更新・10年更新(医療保障など)
※保障・年齢によって異なります。
主な保障内容:健康増進・就業不能・介護・死亡・医療・資産形成
住友生命「1UP」の保障内容
主契約
保険ファンド(資産形成):3,000円を積み立てる内容であり保険期間は終身となります。
主契約は、この保険ファンドのみとなっています。
他の国内生命保険会社の商品で言うところの、終身の死亡保険の部分となります。
特約
- 生活障害収入保障特約(年金給付)
- 収入保障特約(年金給付)
- 定期保険特約
- Livガード特約(特定重度生活習慣病保障特約)(一時金)
- 総合医療特約(180日型)(日額)
- 入院保障充実特約(一時金)
- 成人病入院特約(日額)
- がん入院特約(日額)
- がん診断特約(一時金)
- がん薬物治療特約(月額給付)
- 先進医療特約(通算2000万円まで)
- 傷害損傷特約(一時金)
- 災害割増特約(一時金)
- 傷害特約(一時金)
この保険は特約を組み合わせる保険となりますが、大体のパターンは決まっていますが、比較的フレキシブルに対応は出来ると思います。
と言うのも、今回の「1UP」に関しては、情報量が少なく保障内容は大まかに解るのですが、細かなところが公式HPでは公開されていないので、検討している方は外交員の方に直接確認する必要があります。
ただ、保障面だけを言うと一般的な医療保険と死亡保険を兼ね備えているので、大きな問題がる商品とは言えません。
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保険料の例
それでは、保険料の具体例を紹介しておきましょう。
30歳男性
- ベース保障:14,727円(Vitality(バイタリティ)利用料込)
- 収入保障重視:18,321円(Vitality(バイタリティ)利用料込)
- 収入保障のみ:5,565円(Vitality(バイタリティ)利用料込)
30歳女性
- ベース保障:16,981円(Vitality(バイタリティ)利用料込)
- 収入保障重視:19,414円(Vitality(バイタリティ)利用料込)
- 収入保障のみ:4,995円(Vitality(バイタリティ)利用料込)
ベース保障と言うのは、先ほどの主契約と特約の「収入保障特約」を抜いたすべての特約を付加した内容です。
収入保障重視と言うのは、ベース保障に「収入保障特約」を付加した内容です。
収入保障のみは、特約の「生活障害収入保障特約」のみの内容となっています。
まとめ
今回は少し情報量が少ない内容になってしまいましたが、簡単にこの保険を説明すると、大手国内生命保険会社特有のパッケージ商品であり、内容も他の国内生保の商品と大きな違いはありません。
主契約を保険ファンドと言って積立型にする事で資産形成が出来ると言う物にして、その他の保障をすべて特約にして、保険期間を10年・15年などの更新型にする保険内容です。
保険料が少し高めの設定であるために、Vitality(バイタリティ)を利用しても、他の損保系生命保険会社や外資系の生命保険会社の商品を選ぶ方が賢いと言えるかもしれません。
全体的に気を付けないといけない商品と言えるでしょう。
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