太陽生命が販売する「保険の組曲Best」と言う商品を知っていますか?
太陽生命の保険と言えば、【認知症予防保険】や【感染症プラス】など、世相に合った商品を販売するというイメージを持っている方も多いかもしれないですね。
しかし、他の国内生命保険会社と同様に、太陽生命にも組み立て型の保険商品があるのです。
今回は、太陽生命の組み立て型保険である「保険組曲Best」を紹介していきます。
目次
太陽生命「保険組曲Best」ってどんな保険?
太陽生命の「保険の組曲Best」は、病気やケガ・3大疾病・就業不能・死亡・資産形成など26種類の保障が用意されている保険商品です。
基本的には、この26種類の中から、自分に必要な保障をピックアップして契約をすることが出来る【組み立て型】と言われる保険商品の1つです。
比較的、病気やケガの保障に力を入れている印象を受ける保険商品ですが、先進医療や3大疾病・就業不能など、流行の保障もしっかりとラインアップされているので、総合的に見ても保障は充実していると言えるでしょう。
個人的な意見を言うと、大きくお金を増やなどの資産運用として活用する事は出来ませんが、オーソドックスな死亡や病気などのリスクには備えられるので、保障をしっかりとしたいと言う考えなら、この保険は良いと言えるでしょう。
また、保険期間を【10年定期】【10年定期+一定期間】【一定期間+終身】【終身】と、4つのタイプを選ぶことが出来るので、柔軟な保険選びが出来るとも言えます。
この保険期間の選び方は、他社では出来ない部分ですので「保険組曲Best」の大きな特徴の1つともいえるでしょう。
太陽生命「保険組曲Best」の内容は?
それでは、太陽生命「保険組曲Best」の保障内容を簡単に紹介していきましょう。
「保険組曲Best」には、【先進医療への保障】・【病気やケガへの保障】・【死亡保障】・【3大疾病への保障】・【働けなくなったときや介護への保障】・【満期や老後の準備】と、大きく7つの分野に保障が分かれています。
ここでは、それぞれの分野ごとに内容を紹介していきます。
先進医療への保障
まずは、先進医療の保障に関して紹介していきましょう。
- 先進医療保険
基本的な保障内容は、一般的な先進医療保険と同じです。
注意点としては、白内障を原因とする療養は対象外になる事、1回の技術料の上限は1000万円である事と言う2つになります。
白内障の療養が対象外になるのは、白内障の治療の一つでもある【多焦点レンズによる水晶体再建術】が、先進医療から外れたことが要因となっています。
そして、1回の技術料の上限が1000万円となっていますが、これはそこまで気にする必要はないと思います。
がん治療における重粒子線治療や陽子線治療などでも、先進医療技術料は300万円~500万円ほどで収まるはずです。
1回の上限よりも、通算額の方が重要となりますが、先進医療保険は通算2000万円まで保障なので、他社の商品とも変わりません。
なので、特に気にする所はないと言えるでしょう。
病気やケガへの保障
次は、病気やケガの保障のラインアップを紹介していきます。
- 入院一時金保険
- 女性入院一時金保険
- 生活習慣病入院一時金保険
- 感染症プラス入院一時金保険
- 入院保険
- 女性特定疾病入院保険
- 女性入院保険
- 生活習慣病入院保険
- ガン入院保険
- 手術保険
病気やケガへの保障に関しては、上記の10種類になります。
一時金の保険と日額制の保険とに分かれていますが、それぞれ対になっているので解りやすいかと思います。
入院一時金保険と入院保険、女性入院一時金保険と女性入院保険という具合に対になる保険があります。
しかし、感染症プラス入院一時金保険・ガン入院・手術保険の3つに関しては、対になる保険はありません。
また、女性特定疾病入院保険と女性入院保険の違いは、女性特定疾病入院保険は女性入院一時金保険と対になり、子宮筋腫・切迫早産・乳がんなどの女性が掛かりやすい病気での入院が支払い事由になります。
一方の女性入院保険は、上記の女性が掛かりやすい病気に加えて、がん・糖尿病・心疾患・高血圧性疾患・脳血管疾患の生活習慣病での入院も支払い事由になる保険となっています。
少し簡単に言うと、女性特定疾病入院保険よりも女性入院保険の方が支払い事由の範囲が広いと言う事です。
これら以外の、保障内容は基本的に一般的な医療保険と大きな差はありません。
どうしても気になる方は、太陽生命のホームページで確認してみてください。
死亡保障
次は、死亡保障のラインアップを紹介しましょう。
- 生活応援保険(月額型)
- 終身保険
- 定期保険
- 傷害保険
生活応援保険(月額型)と言うのが一般的な収入保障保険となり、被保険者が死亡した際や高度障害状態になった場合に、保険期間終了まで生活年金が毎月支払われます。
傷害保険に関しては、損害保険にある傷害保険と支払い事由は同じですが、保険金の支払対象は死亡・身体障害状態の場合のみとなっています。
その事から、ケガでの入院は入院保険でカバーできますが、ケガでの通院はカバーされていないので、損害保険の傷害保険と混同しないようにしましょう。
その他、定期保険と終身保険は一般的な定期保険と終身保険となっていますので、細かい解説は割愛します。
3大疾病への備え
3大疾病への備えは、この2つになります。
- 特定疾病・疾病障害保険[Ⅰ型](特定疾病・疾病障害ワイド給付金特則[Ⅰ型]付加
- 特定疾病・疾病障害保険[Ⅱ型](特定疾病・疾病障害ワイド給付金特則[Ⅱ型])付加
この保障の保険金・給付金には【特定疾病・疾病傷害保険金】と【特定疾病・疾病傷害ワイド給付金】の2つがあります。
- がん(悪性新生物)になった時
- 急性心筋梗塞や脳卒中で保険会社所定の状態が60日以上継続した時
- 腎疾患や糖尿病などで保険会社所定の重度の疾病障害状態になった時
上記の3つのどれかに該当した場合に支払われます。
- がん(悪性新生物)や上皮内がん(上皮内新生物)になった時
- 急性心筋梗塞や脳卒中で入院した時
- 腎疾患や糖尿病なので保険会社所定の重度障害状態
上記の3つのどれかに該当した場合に支払われます。
給付金の支払い事由の大きな違いは、急性心筋梗塞や脳卒中で所定の状態になるか入院するかの違いです。
簡単に説明をすると、急性心筋梗塞や脳卒中になっても、比較的軽い状態で入院のみで済んだ場合は【特定疾病・疾病障害ワイド給付金】となり、就労制限や言語障害などの光視症が残っている場合などの重い状態であれば【特定疾病・疾病障害保険金】の支払となると言う事です。
また、[Ⅰ型]と[Ⅱ型]の違いは、死亡・高度障害状態になった時に支払われるかどうかです。
[Ⅱ型]では、死亡・高度障害状態でも保険金が支払われますが、[Ⅰ型]では支払われません。
その事から、Ⅰ型よりもⅡ型の方が保障が広いと言えるでしょう。
働けなくなったときや介護への保障
働けなくなったときの保障と認知症や介護へ備える保障を紹介します。
- 認知症治療保険
- 生活介護保険(Ⅱ型)
- 働けなくなったときの保険[Ⅰ型]
- 働けなくなったときの保険[Ⅱ型]
- 終身生活介護年金保険[Ⅰ型]
認知症治療保険と生活介護保険(Ⅱ型)と終身生活介護年金保険の3つは、介護状態(保険会社指定の状態または公的介護保険制度の要介護1または2以上)になった場合に支払われる保険金となります。
認知症治療保険は軽度介護状態、生活介護保険(Ⅱ型)・終身生活介護年金保険は要生活介護状態と言われる公的介護保険制度の要介護2以上が支払い条件になります。
生活介護保険(Ⅱ型)は、死亡・高度障害状態でも保険金が受け取れます。
働けなくなったときの保険は、保険会社所定の早期就業不能状態に該当し30日以上その状態が継続した場合に支払い対象になります。
また、[Ⅱ型]は死亡・高度障害状態でも保険金を受け取れる内容となっています。
満期や老後の準備
主に資産形成に使う保障のラインアップとなります。
- 個人年金保険
- 積立保険
- 生存給付金付定期保険
- 長寿生存年金保険
個人年金保険・積立保険・生存給付金付定期保険に関しては一般的な保険内容となっていますので、細かく解説する部分はないですが、簡単に少しずつ解説をしておきましょう。
個人年金保険は、確定年金保険となっているため、契約時にいくらの年金を何年間受け取るのかを決めるので、老後資金を確実に準備したい方に向いています。
積立保険は、一般的な養老保険のような内容になると思われます。死亡保障もしながらお金を貯めたいと言う方に向いていますが、保険料は非常に高くなります。
生存給付金付定期保険は、5年経過後と満期時に生存していれば生存給付金を受け取れると言う定期保険ですが、この保険も保障部分と貯蓄部分の2階建ての保険となるので保険料は比較的高くなります。
長寿生存年金保険は、【とんちん年金】と言われる保険種類です。
この保険商品は、年金受け取り開始時から、生きている間ずっと年金を受け取り続けられる内容となっていることから、長生きをすればするほど得をする保険と言われています。
長生きによる、お金の枯渇リスクに備えるもので、近年、国内生命保険各社が力を入れて販売をしている保険種類です。
保険料は比較的高くて、損益分岐点も100歳前後となっているので、保険料と損益分岐点をしっかりと考えて加入するのが良いでしょう。
選べる保険期間
この保険商品は、保険期間をそれぞれ選ぶことが出来る事から、保険期間の組み合わせは4つのパターンとなります。
- パターン①10年定期
- パターン②10年定期と一定期間
- パターン③一定期間と一生涯
- パターン④一生涯
この4パターンの組み合わせが可能となっていますので、死亡保障・医療保障を終身にして生活応援保険を一定期にすると言う組み合わせなどが出来るので、比較的フレキシブルに保険商品を組み上げることが出来ると言えるでしょう。
また、保険期間中に保障の組み換えなども出来ると思いますので、見直しもしやすいともいえるかもしれないですね。
設定されている特約
この保険で設定出来る特約は以下の5つになります。
- 新総合保険料払込免除特約
- 生活介護保障保険料払込免除特約
- リビング・ニーズ特約
- 指定代理請求特約
- 個人年金保険料税制適格特約
この保険に設定されている特約は、保障関係の特約ではなくて保険料払込免除などの事務的な特約のみとなっています。
太陽生命が推奨する3つのプランを紹介
太陽生命では、【保険組曲Best総合保障コース】【保険組曲Bestけんこう・レディ】【保険組曲Best100歳時代年金】と言う3つの組み合わせ方を紹介していますので、それぞれの組み合わせ方などを、簡単に紹介・解説をしていきます。
保険組曲Best総合保障コース
名前の通り、死亡・病気やケガ・就業不能などに備えられる内容となっています。
保障内容を紹介しておきましょう。
保障内容
保険種類によって保険期間と保険料払込期間が異なっています。
メインである医療に関する保障は基本的に10年更新となります。
- 特定疾病・疾病障害保険[Ⅱ型]
- 先進医療保険
- 入院一時金保険
- 【男性】生活習慣病入院一時金保険
- 【女性】女性入院一時金保険
- 感染症プラス入院一時金保険
- 入院保険(60日型)
- 【男性】生活習慣病入院保険(60日型)
- 【女性】女性入院保険(60日型)
- ガン入院保険
- 手術保険
- 働けなくなったときの保険[Ⅰ型](最低支払保証期間:5年)
- 認知症治療保険(軽度介護保険)
- 新総合保険料払込免除特約
保険料
代表的な年齢である30歳・40歳の男女の保険料を紹介しておきます。
契約年齢 | 男性 | 女性 |
30歳 | 7,516円 | 9,761円 |
40歳 | 11,470円 | 11,045円 |
解説
死亡・病気・ケガ・就業不能とバランスよくリスクに備えられる保障内容となっていますが、死亡・病気・ケガの保障が10年定期、就業不能・認知症治療保険が20年定期と言うのが気になるところです。
この保険タイプは、契約の【更新】がありので、更新の度に保険料が高くなり、高齢になればなるほど保険料に悩まされるでしょう。
各医療保障(入院一時金や入院保険や手術保険など)は一生涯保障、死亡に関しては一生涯または一定期間が望ましいと言えるでしょう。
また、働けなくなったときの保険[Ⅰ型]は、20年でも良いと思いますが、認知症治療保険は一生涯の方が良いと言えるでしょう。
一生涯保障が良いと言った保険は、基本的に40代・50代ぐらいから病気や認知症のリスクが高くなるので、その時に保障が無くなったり、高額な保険料を払うと言うのはあまり望ましいとは言えないと言う事です。
基本的に国内生命保険会社は、定期保険を売りたがるので、こう言ったパッケージを組みがちですが、保障は悪くないのですが保険期間が少し問題と言えるでしょう。
一生涯の保障ではなく、一定期間の保障で良いと言う方は良いと思いますが、そうではない方はやめておいた方が良いと言えるでしょう。
保険組曲Bestけんこう・レディ
女性向けに組み立てられています。
基本的には、総合保障コースに積立保険が加わった内容となっています。
保障内容を紹介しておきましょう。
保障内容
女性向けの保険商品ですので、女性特有の病気に備えられる内容となっています。
また、女性向けの医療保険特有とも言える積立保険がセットされていますので、少し保険料は高くなっています。
- 積立保険
- 認知症治療保険(軽度認知症保険)
- 特定疾病・疾病障害保険[Ⅰ型]
- 先進医療保険
- 入院一時金保険
- 女性入院一時金保険
- 感染症プラス入院一時金保険
- 入院保険(60日型)
- 女性入院保険(60日型)
- 手術保険
- 生活介護保障保険料払込免除特約
保険料
女性特有の病気のリスクも高くなると言われる年齢の保険料を紹介しておきます。
契約年齢 | 口座月払保険料 |
50歳 | 9,529円 |
60歳 | 13,387円 |
70歳 | 21,292円 |
解説
一般的な女性保険と同じ内容となっています。
女性特有の病気に関しての保障は手厚く保障されていますので、保障内容に関しては問題ないと言えるでしょう。
ただ、この保険も10年間の定期保険となりますので、10年ごとに更新が必要となります。
因みに更新をすれば保険料も高くなると言う事は留意しておきましょう。
また、この保険は積立部分がありますので、満期になれば満期保険金を受け取ることが出来ますが、決して得をしているわけではなくその分もしっかりと月々の保険料に上乗せされていますので、10年間の保障+貯蓄をしたい(ただし大きく増えなくても良い)と言う方には良い保険ですが、保障をしっかりと準備をしたいと言う方にはおすすめ出来ない内容と言えます。
この組み合わせ方も保障内容は悪くないので、一定期間の保障だと言う事と資産運用には向かないと言う事だけしっかりと留意していただければ良いでしょう。
保険組曲Best100歳時代年金
長生きによるリスクと言われる、介護と老後資金への備えとなる組み合わせ方です。
おすすめの対象年齢が50歳~65歳と言う事で、退職前の方をターゲットにしている組み合わせ方と言えるでしょう。
それでは保障内容を見ていきましょう。
保障内容
終身の介護保険とトンチン保険がセットになった内容となっています。
要介護状態と老後資金へ備える内容です。
- 終身生活介護年金保険[Ⅰ型]
- 長寿生存年金保険
保険料
介護や老後資金が気になり始める年代とも言える退職前・退職直後当たりの年齢の保険料を紹介しておきます。
契約年齢 | 男性 | 女性 |
50歳 | 18,389円
(割引前) 17,469円 (割引後) |
25,435円
(割引前) 24,002円 (割引後) |
60歳 | 31,444円
(割引前) 29,557円 (割引後) |
43,551円
(割引前) 11,045円 (割引後) |
解説
終身介護保険と長寿生存年金保険(トンチン型年金)がセットになった組み合わせ方をしているので、長生きによるリスクと言われる介護・老後資金の2つのリスクに備えられる内容となっています。
個人的には、生活介護年金保険に関して保障が一生涯なので、おすすめ出来る組み合わせ方と言えますが、長寿生存年金保険は長生きをすればするほど得をすると言われる【トンチン保険】ですので、月々の保険料は比較的高額になっています。
終身の介護保障もあるため、損益分岐点は男性で約96歳、女性で約105歳となります。
要は、介護保障も含めてこの年齢以上になると得をし続けると言う事です。
介護保障も付けているので、決して損得だけで判断できる内容ではありませんが、こう言った考え方も出来ると言う事だけ知っておいていただければと思います。
太陽生命「保険組曲Best」の注目ポイントと注意点
『保障内容や保険会社が推奨する組み合わせ方だけでは解りにくい』と言う方のために、この保険を簡単に説明します。
注目ポイント
注目ポイントと知れば、【保険期間が選べる】という所でしょう。
この保険は【10年定期】【10年定期+一定期間】【一定期間+一生涯】【一生涯】と言う4つの組み合わせ方が出来ます。
こう言った組み立て型の保険商品をはじめとした、国内生命保険会社の商品で、これだけ保険期間が選べる商品は珍しいと言えます。
死亡保障などを終身で備えると言う事も出来るはずですので、よりフレキシブルにニーズに合った保険を組み立てられると言えるでしょう。
ただ、保障によっては選べる・選べないと言うもがあると思いますので、保険期間の設定がどう出来るのかを確認する必要はあるでしょう。
医療保障(がん保険含む)に関しては終身保障が良いのですが、それが出来るかどうかが一番のポイントともいえるでしょう。
注意点
注意点に関しても、先ほどの注目ポイントでも挙げましたように保険期間の設定となります。
先ほど言ったように、医療保障全般が10年定期しか設定できないのであれば、結局のところ更新型の保険となりますので、医療保障は別の保険に加入する方が良いと言えるでしょう。
また、どの保険にも言える事ですが、保険金の支払条件が少し細かく設定されていますので、その辺りもしっかりと確認するようにしましょう。
また、保障内容によっては加入年齢が異なりますので、その辺りも注意点と言えるでしょう。
太陽生命「保険組曲Best」おすすめ出来る?
最後に、この太陽生命「保険組曲Best」は、おすすめ出来る商品なのかを解説していきます。
正直なところを言うと『半分半分』と言ったところでしょう。
各保障内容は決して悪くはありません。
医療保障も死亡保障も就業不能保障も、それぞれのリスクにしっかりと備えられる内容になっています。
その点ではおすすめは出来る保険と言えます。
ただし、気になる点として、やっぱり【保険期間】と言う事になります。
保険会社が推奨する組み合わせ方の一つである『総合保障コース』の保険期間を見ると、医療保障も死亡保障も10年定期で設定されています。
これは、結局のところ10年ごとに更新をしなければいけないと言う事で、保険料が更新の度に高くなり80歳前後で更新も出来なくなる仕組みの保険期間となります。
ホームページ上の【必ずお読みください】で『更新時に終身への切り替えも出来る』と明記されているので、ずっと定期と言う訳でもないのですが、医療保障(入院・手術・がん)に関しては、やはり終身保障が望ましいと考えているので、その辺りを一生涯の保障である終身保障に出来るのであれば、文句なしにおすすめ出来る内容と言えるでしょう。
『保障をあれこれ単品ずつ契約して管理が煩雑になるのが嫌だ』と言う方には良い保険となるでしょう。
保険料と保障のバランスと保険期間にだけ注意が必要ですが、保障内容だけで言うと個人的にはおすすめ出来る保険です。
まとめ
今回は、太陽生命の「保険組曲Best」について少し紹介をしてきました。
組み立て型の保険商品には、日本生命の「みらいのカタチ」・住友生命の「1UP」・第一生命の「ジャスト」など、各国内生命保険会社が力を入れていますが、この商品のように保険期間が4つのパターンから選べると言う商品はありません。
この保険期間が選べると言うのは非常に魅力的な部分の1つと言えるでしょう。
個人的な意見になりますが、国内生命保険会社の組み立て型保険は、それぞれの保障を1つにまとめて契約が出来るので、非常に管理もしやすく保障の漏れも防げるいい商品なのですが、保険期間が10年だけという更新型のタイプしかないと言うのが非常にネックでもあります。
今回の「保険組曲Best」は、このネックになる部分が解消できるかもしれないので、国内生命保険会社の同じような商品の中では、一番おすすめ出来るとも言えますが、保障内容や保険料・保険期間などをしっかりと確認して自分に合った保険の組み合わせ方を見つけてみてください。