【元保険屋さんが教える】誰でも出来る自動車保険の節約方法を紹介!

損害保険
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自動車保険を節約したいなと誰でも思う事でしょう。

日常生活において細かなものを節約しているのに、自動車保険でも節約をしなければ勿体ないと思いませんか?

インターネットや電話などで保険会社と直接契約をするダイレクト系の自動車保険を選択するのも節約の大きな選択の一つですが、根本的に自動車保険の内容や補償内容を理解しておけば、もっと安くできる可能性があるということを知っていますか?

今回は、保険料だけではなくしっかりと安心できる補償がりながらも保険料を安くする方法を紹介していきます。

自動車保険で最低限必要なのはこの補償!

自動車保険を安くするには補償を限定したり、削除したりするのが早いのですが、「安かろう悪かろう」では意味がありませんよね?

実際に事故を起こしてしまった時に役に立つのが保険であり、保険料を節約することで事故の時に役に立たない保険に加入していると、それだけで無駄にしかなりませんよね?

そこで、最低限この補償だけは必要だというのを少しまとめておきましょう。

相手方への賠償は必須!

事故を起こしてしまった際に必要となるのは、相手方への賠償となり、これは自動車保険の「対人・対物」という部分となります。

多くの自動車保険では、この「対人・対物」という相手方への賠償に関しての補償は無制限となっています。

この補償に関しては、金額の設定もできますが補償額を2000万円などとしても保険料に大きな差は正直ありません。

そして、事故を起こしてしまった際に、もしも相手方の人が大きなけがや後遺障害が残ったり死亡してしまったりした場合には、賠償額は2000万円では済まない可能性もあります。

そう言った事を考えると、この相手方への賠償に関しては無制限にしておきましょう。

私も、相手方への賠償に関しては無制限にしています。

自分や搭乗者の補償も必須!

相手方への賠償の次は、自分や搭乗者のケガを補償する「人身傷害保険」をつけるようにしましょう。

この補償に関しては、多くの保険会社で5,000万円などと設定される場合も多いですが、個人的には3,000万円もあれば充分だと思います。

この補償の基本的な考え方は、事故を起こしてしまった場合に自車に乗っている方のケガの補償という考え方ですので、もし単独事故で死亡事故になってしまった場合には補償が不足する可能性はありますが、死亡に関してはすべてがすべて自動車保険でカバーする必要はなく、生命保険にも加入していると思いますので、その辺りはあまり気にしなくてもいいと言えるでしょう。

そう考えると、人身傷害補償に関しては3,000万円の補償があれば充分と言えますが、もしも心配症でもっと補償額が多い方がいいというのであれば、保険料にも大きな差は出ませんので、補償額をアップすればいいでしょう。

ちなみに、私は人身傷害補償を3,000万円にしています。

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自動車保険の保険料で大きなウエイトを占めるのは・・・

自動車保険の保険料で大きなウエイトを占めるのは車両保険です。

車両保険が有るのと無いのでは、保険料が2倍ほどの違いがある場合もあります。

車両保険を付けるべきかどうか迷っている方のために、車両保険について少し解説していきましょう。

新車や初心者が運転する場合には必要!?

車両保険というのは、自身の自動車に対する補償となり、事故を起こした際に自動車を修理する費用などを補償してくれる保険となります。

また、車両保険には「一般条件」と「車対車・限定危険」という2つの補償内容があり、「自分で運転している際に壁に衝突してしまった」、「駐車の際に壁にぶつけた」などの場合にも補償してくれるのが「一般条件」といういわゆるフルカバーと言われる車両保険です。

新車を買った方や、免許を取り立てで運転に自信がないという方が自動車に乗るのであれば、自動車を傷つける可能性が高くなり修理をする可能も高くなりますので、「一般条件」の車両保険に加入するのがいいでしょう。

しかし一般条件の車両保険は、補償範囲が広いという事や支払いの可能性が高いことから、保険料も非常に高くなります。

その事から、「新車ではないから良いよ!」という方や、「運転にも慣れてきた!」というような場合には、無理に一般条件の車両保険に加入しなくてもいいでしょう。

車両保険は「車対車・限定危険」で充分!?

車両保険は、自身の自動車の補償と書きましたように、自分の自動車に対する補償です。

私は15年以上経つ中古車に乗っているために、もしも事故を起こした際に自動車が動かなくなったりした場合にはそのまま廃車でもいいと思っているので、車両保険は掛けていませんが、そうではなく修理をして乗りたいというような方は、「車対車・限定危険」の車両保険で良いので掛けておくのがいいでしょう。

これは、事故を起こした場合やもらい事故の場合もそうですが、自動車同士の事故の場合、少しでも動いていれば過失が問われます。

要は少しでも動いていれば、後ろから衝突されない限り、どんなに悪くなくても1割程度の過失がついてしまうという事です。

こうなると、自分が悪くないと思っていても、自動車の修理代で自己負担額が発生します。

小さな金額なら良いかもしれませんが、数十万円の自己負担になるとどうでしょうか・・・

車両保険に入っていれば保険で対応できますが、車両保険に加入していなければすべて自己負担です。

自動車同士の事故を考えた際には、元保険屋としては「車対車・限定危険」の車両保険には最低限加入していてもいいと言えます。

ちなみに私は、先ほども書いた通り車両保険には加入していませんので、自分の自動車が破損した場合には何の補償もありません。



実際にどれぐらいの保険料を払っている?

それでは、実際に私がどれだけの自動車保険を支払っているのかを紹介していきましょう!

自動車保険は年齢条件や使用条件・車種や等級など様々な要件がありますので、一概に保険料を紹介しても参考になるかどうかわかりませんが、目安として参考にしていただければと思います。

また、私の場合は元保険屋さんでもありますので、自動車保険の事もよく理解したうえで最低限の補償としています。

自動車保険の内容と保険料

  • 補償内容:対人・対物は無制限、人身傷害補償3000万円、(無保険車傷害2億・自損事故保険1500万円)()内は自動セット。
  • 条件:26歳以上補償・家族限定・ゴールド免許割引・12等級(事故あり係数適用年数0年)
  • 車種:自家用軽自動車
  • 使用条件:日常・レジャー(距離5000km以下)

という条件で、年間保険料は16,340円となっています。

これは、インターネットなどを活用するダイレクト系の某保険会社の保険内容となっていますが、継続割引なども加味しての値段となっています。

その他の保険会社と比較してもう少し安くなるかどうかを検討はしますが、軽自動車であればこれぐらいの保険料で最低限の自動車保険に加入することは出来ます。

この保険で注意しなければいけないのは、車両保険がないので先ほども書きましたように、自分自身の自動車への補償は一切ありません。

こう言った所を、しっかりと理解していれば、保険料の最安値をしっかりと見極められるようになります。



まとめ

実際に私の自動車保険の保険料も参考になるかと思い公開しましたが、この金額を安いと思うか高いと思うかは、この記事を読んでいる方次第となります。

ハッキリ言って私はもう少し安く出来るのではないかと思っていますので、次回の更新時にはまた保険会社の比較をしますが、この金額でも不満を感じる金額ではありません。

自動車保険は、自動車を所有・運転するのであれば必須となる保険ですが、決して強制ではありません。

しかし、自動車保険に加入していなかったばっかりに事故を起こした時に非常に困ったということもあります。

そんなことを考えると、自動車保険の加入は必須と感じると思いますが、出来るだけ保険料は安くしたいと考える事でしょう。

インターネットなどのダイレクト系を選ぶのも一つの方法ではありますが、今回書いたように最低限どんな補償が必要なのか?そしてどんな補償があれば安心できるのか?をしっかりと考えて、自動車保険の補償内容をしっかりと吟味して加入することで、保険料も安くなる可能性もありますし、納得できる自動車保険の内容であれば保険料が安くならなくても満足できるでしょう。

自動車保険を節約するのであれば、保険料も大事ですがそれだけではなく補償面もしっかりと見るようにしましょう。

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