【解説】火災保険で対応できる事故ってどんなもの?元保険代理店が教えます!

損害保険
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火災保険で対応できる事故ってどんなものがあるのか知っていますか?

意外と火災保険って補償範囲が広くて、「えっ!こんなことも火災保険で対応してくれるの?」と驚かれることが多くありました。

決して万能ではありませんが、今まで火災保険で対応した実例を基に、火災保険の補償範囲と事故例という所を解説していきます。

火災保険で多い事故は火災ではない!?

多くの方は、火災保険と言われると「燃えた時の保険でしょ?」「火事の時の保険でしょ?」と言うイメージがまだまだ強いです。

しかし、火災保険の保険金支払い件数のうち、火災事故(火事)での件数はそこまで多くありません。

確率論の話をすると、家が火事になって半焼や全焼すると言うのは、約4世代に1回と言われているのです。

おじいちゃん・お父さん・自分・子供の4世代で1回有るか無いかと言う確率なのです。

そう考えると、火事で火災保険を使ったと言う経験をする方は意外と少ないのです。

私も、5・6年の間、損害保険の代理店として火災保険の対応を何件もしましたが、火災事故は2件だけでした。

その2件も、飲食店が1件と普通の住宅が1件という事で、一般の住宅で火事になる確率は非常に低く、火災保険のお世話になる確率は少ないと思っています。

そうなると、火災保険の事故で多いのは火事ではないという事なのです。

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火災保険の事故で多いモノはなに?

それでは、「火災保険の事故で多いのはなに?」となりますよね?

火災保険の事故の多くは小損害の事故が圧倒的に多いです。

実例を出すと

  • 落雷の過電流により家電がショートした
  • 窓ガラスを割られて泥棒に入られた
  • 雪の重みでカーポートが潰れた
  • 表札を付けようとして誤って落としてしまい破損した

いくつか挙げましたが、意外と身近で起こりそうなことが多くありませんか?

「泥棒に入られた」と言うのは、身近ではありませんが、落雷の過電流や表札を落としてしまう、ガラスを割ってしまうなど、いつ自分の身に降りかかるか分からない事ばかりではありませんか?

この実例で出したものは、すべて火災保険で対応した物ばかりです。

それも保険金は数千円~数十万円です。

これが火災保険での実際の保険金支払い事例です。

こんなことも対象になる!!

実際に起こった事例ではありませんが、保険のパンフレットや約款や経験上で保険の対象になる可能性が高い事故は結構身近にあります。
例えば

  • 部屋の模様替えをしていてテーブルが壁に当たって穴が開いた
  • お風呂上りにドライヤーを使用し片付ける時に誤って落としてしまい洗面台を破損

パッと思いつく限りで2つ挙げましたが、「不測突発的な偶然の事故」と言う補償があれば、大体の事は火災保険で対応出来てしまいます。

ただし、本当に「事故性」があるかどうかが大きなポイントとなります。

客観的に見て事故性があると判断できれば、大体保険金の支払い対象となります。

事故後起こってから保険金支払いまでを解説

それでは、実際に事故が起こった時はどうすれば良いのでしょうか。

ここからは、事故が起こってから保険金の支払いまでの流れを軽く説明します。

事故が発生したら

まず、事故の種類や状況にもよりますが、少し危険な事故の場合は、身の安全を確保してください。

そして事故が起こった場合には、どこに損害が出たかを確認しましょう。

損害が確認できたら、まず写真を撮ってから保険会社か保険代理店に連絡をしましょう。

そして、保険屋さんに写真を撮っている旨を伝えてから、片付けをしても良いかどうかを保険屋さんに確認をしましょう。

また、修理をする見積もりも用意しておきましょう。

この修理見積りで保険会社は損害額の認定をします。

因みに、写真は損害箇所の詳細と、損害箇所の全景と、建物の全景を撮るようにしましょう。

意味合いとしては、「損害箇所がどういった場所に有ってどんな損害なのか」「その建物はどんな建物で保険の対象と合致しているのか」と言う確認です。

例えば、「模様替えをしていてテーブルが壁に当たって穴が開いた」と言う場合には、壁の損傷個所の詳しい写真と、壁全景または部屋の全景と、建物の全景(一軒家の場合)の写真を用意しておけば良いです。

事故の連絡は保険会社?代理店?

事故が起こった後は出来るだけ早く保険屋さんに連絡をしましょう。

保険会社でも代理店でもどちらでも構いませんが、出来れば代理店さんで火災保険を加入しているのであれば、代理店さんに連絡をする方が良いでしょう。

代理店さんにもよりますが、多くの代理店さんはお客さんの立場で保険会社とやり取りをするので、力強い味方になってくれるでしょう。

具体的には、「保険の対象になるかならないか」・「事故の状況はどうなのか」などに話をしっかりと聞いたうえで、契約者の代わりに保険会社とやり取りをしてくれます。

保険会社に直接連絡をして、上手く説明できずに話をすると、最悪の場合は保険の対象とみなされない可能性が正直あります。

しかし、代理店は多くの事故処理経験があるので、「どう言えば保険の対象になるのか?」と言う事を知っています。

だから、契約者の方の説明が上手くなくても、ある程度の経験から対象になるかならないかの判断をして、保険の対象となると判断すれば、事故報告を上手くしてくれます。

こう言った事から、強い味方になるという事です。

連絡をしてから保険金が出るまで

保険屋さんに連絡した後に保険金が支払われるまでの流れと言うのは、一般的にあまり知られていませんが、どう言った流れになっているかを少し紹介しましょう。

契約者さんから代理店に事故の連絡が入り、状況を聞いた後、まず保険会社に事故報告をします。

これは損害調査課という所に、「誰が、どういった事故に遭い、どう言った損害が出ているのか?」と言う報告です。

損害調査課は、代理店からの報告を受けてから、損害程度に応じて写真で損害を判断するのか、事故現場に鑑定人と言う第三者機関の人を派遣して調査をするのかを決めます。

そして損害を調査した後に、保険の対象と判断すれば、修理見積りなどを見て損害額を認定します。

そして、その損害額を代理店に伝えて代理店はそれを契約者に伝えて、契約者がOKと言えば、保険金の支払いになります。

ザックリと言うと、契約者が事故を報告してから2・3週間も有れば保険金は振り込まれます。

これがザックリとした流れです。

まとめ

火災保険の対象に事故って意外と小損害が多いという事を知っていただければ幸いです。

そして、補償範囲が意外に広く「こんなこと火災保険で対象にならないよね」と諦めずに、まず保険屋(代理店)さんに確認してみましょう。

意外と、保険代理店は経験が豊富ですので、保険の対象になる可能性がある場合が多いという事を知っていてください。

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