オリックス生命には、FineSave(ファインセーブ)とBridge(ブリッジ)という2つの定期死亡保険がラインアップされています。
定期保険は、保険料が安くて魅力的な死亡保険ですが、活用方法を間違えると大きく後悔をする保険となります。
この記事では、オリックス生命の2つの定期死亡保険について解説しますので、それぞれの特徴をしっかりと確認しましょう。
また、定期死亡保険の活用方法や注意点も併せ解説をしますので、保険選びの参考にして下さい。
目次
オリックス生命の定期死亡保険
オリックス生命には、FineSave(ファインセーブ)とBridge(ブリッジ)という2つの定期保険がラインアップされています。
2つとも一定期間だけの死亡保険となり、シンプルな保障内容と安い保険料が魅力の保険です。
同じ一定期間だけの定期死亡保険となりますが、FineSave(ファインセーブ)とBridge(ブリッジ)では、以下のような違いがあります。
FineSave(ファインセーブ) | Bridge(ブリッジ) | |
参考保険料 | 1,690円 | 974円 |
契約可能年齢 | 15歳~80歳 | 20歳~65歳 |
保険金額 | 100万円~5,000万円
(100万円単位) (保険金額は契約年齢により異なる) |
500万円~3,000万円
(100万円単位) |
申込方法 | 郵送または対面 | インターネット |
保険期間 | 10年満了から35年満了
(5年刻み) 60歳満了から90歳満了 (5歳刻み) |
10年満了から35年満了
(5年刻み) 60歳満了から80歳満了 (5歳刻み) |
自動更新最長年齢 | 最長90歳まで | 最長80歳まで |
※保険料算出条件:30歳男性・保険金額1,000万円・保険期間と保険料払込期間10年
FineSave(ファインセーブ)とBridge(ブリッジ)の大きな違いは申込方法となります。
FineSave(ファインセーブ)は、従来からある一般的な定期保険となり販売方法は代理店など対面販売となります。
一方のBridge(ブリッジ)は、インターネットを活用して申込を行うネット型の定期保険です。
インターネット型の生命保険ということから、同じ保障内容でもBridge(ブリッジ)の方が保険料が安くなります。
また、自動更新最長年齢にも差がありますので注意して下さい。
それぞれの特徴・保障内容・保険料を解説しますので、保険選びの参考にして下さい。
死亡保険Fine Save(ファインセーブ)
オリックス生命の一般的な定期死亡保険である、FineSave(ファインセーブ)について解説します。
どのような特徴があるのか、保障内容や保険料も併せて確認して下さい。
特徴
オリックス生命のFineSave(ファインセーブ)は、解約返戻金や満期保険期などのない、いわゆる掛け捨て型の死亡保険となります。
一定期間だけの定期死亡保険ということから、保険料が安いのが大きな魅力となっている死亡保険です。
また、保障内容は被保険者の死亡または高度障害状態になった際に、保険金が支払われるという非常にシンプルで分かりやすい内容となっています。
従来からある対面・郵送での申し込みとなりますので、代理店や保険ショップの担当者と内容を相談できるのも魅力のひとつとなります。
保障内容
オリックス生命のFineSave(ファインセーブ)は、被保険者が死亡や高度障害状態になった際に保険金が受け取れる保険です。
保障内容は以下のようになっています。
保険金名称 | 支払事由 |
死亡保険金 | 被保険者が死亡したとき |
高度障害保険金 | 被保険者が病気またはケガにより所定の高度障害状態に該当したとき |
保障内容は、上記のように非常にシンプルな仕組みとなり、特約もリビング・ニーズ特約のみとなります。
また、解約返戻金や配当金・満期保険金などもありません。
契約期間は、満了日になると自動更新する仕組みとなり、90歳までは自動更新されます。
保険料例
ここからは、FineSave(ファインセーブ)の月々の保険料例を紹介します。
契約年齢 | 男性 | 女性 |
20歳 | 1,540円 | 1,160円 |
25歳 | 1,560円 | 1,260円 |
30歳 | 1,690円 | 1,460円 |
35歳 | 2,040円 | 1,730円 |
40歳 | 2,670円 | 2,150円 |
45歳 | 3,640円 | 2,790円 |
50歳 | 5,020円 | 3,450円 |
65歳 | 15,640円 | 7,800円 |
※保険料算出条件:保険金額1,000万円・保険期間10年
20代から30代は、月々の保険料も比較的お手頃な保険料となりますが、40代後半からは月々の保険料負担も大きくなります。
また、65歳になると月々の保険料が男性なら1万円を越え、80歳になると月々の保険料は8万円を越えます。
子育て期間中などの一定期間だけ大きな保障が必要という時に活用するのがおすすめです。
ネット専用定期保険Bridge(ブリッジ)
オリックス生命のネット専用定期保険Bridge(ブリッジ)について解説します。
ネット専用の定期保険となりますので、特徴をしっかりと理解して加入するようにしましょう。
特徴
ネット専用定期保険Bridge(ブリッジ)は、同じ定期保険のFineSave(ファインセーブ)よりも保険料が安くなります。
ネット専用定期保険なので人件費が抑えられることから、同じ保障内容のFineSave(ファインセーブ)よりも保険料が安くなるのです。
また、申込みがインターネットからしか出来なく、電話や郵送による申込みが出来ないのも大きな特徴となります。
インターネットで申込み手続きをすることになりますので、保険料を安くしたいという方でインターネット申込みに抵抗のない方におすすめです。
保障内容
オリックス生命のBridge(ブリッジ)も、被保険者が死亡や高度障害状態になった際に保険金が受け取れる保険です。
保障内容は以下のようになっています。
保険金名称 | 支払事由 |
死亡保険金 | 被保険者が死亡したとき |
高度障害保険金 | 被保険者が病気またはケガにより所定の高度障害状態に該当したとき |
保障内容は、FineSave(ファインセーブ)と同様に、非常にシンプルな仕組みとなり、特約もリビング・ニーズ特約のみとなります。
また、解約返戻金や配当金・満期保険金などもありません。
契約期間は、FineSave(ファインセーブ)とは異なり、自動更新は80歳までとなります。
保険料例
ここからは、Bridge(ブリッジ)の月々の保険料例を紹介します。
契約年齢 | 男性 | 女性 |
20歳 | 908円 | 571円 |
25歳 | 922円 | 653円 |
30歳 | 974円 | 770円 |
35歳 | 1,282円 | 1,013円 |
40歳 | 1,823円 | 1,373円 |
45歳 | 2,683円 | 1,937円 |
50歳 | 3,933円 | 2,548円 |
65歳 | 15,484円 | 7,529円 |
※保険料算出条件:保険金額1,000万円・保険期間10年
同じ定期保険のFineSave(ファインセーブ)と比べても、保険料が非常に安く設定されています。
特に30歳から50歳までは、700円~1,000円くらいの違いがあるため、ネット申込みに抵抗がない方には、特におすすめできる定期保険です。
ただし、65歳からはFineSave(ファインセーブ)と保険料があまり変わらないので、どちらに加入しても良いでしょう。
定期死亡保険の活用方法とは?
定期死亡保険を上手く活用する方法を解説します。
定期死亡保険は、活用方法を間違えると非常に危険な保険となります。
そのため、しっかりと活用方法を理解しておくことをおすすめします。
一定期間だけの保障として
定期死亡保険は、一定期間だけの死亡保険となります。
その代わり終身保険とは異なり、大きな保障を手軽な保険料で準備することができることが大きなメリットとなります。
例えば、子供が成人するまでなど限定的な使い方に向いているのが定期死亡保険なのです。
因みに、近年人気の収入保障保険は、定期死亡保険のひとつとなります。
こんな使い方も
定期死亡保険は、収入保障保険のように保障重視で使われることが多いですが、以下のような使い方をする方もいます。
「子供が成人するまでは、まとまったお金を子供の残してあげたい」
収入保障保険は、残された家族の生活費という目的がありますが、上記のような目的であれば一般的な定期死亡保険を選ぶのが最適です。
子供が成人するまで・就職して独立するまでなど、限定的に大きな保障を準備するなら、保険金額が一定の定期死亡保険がおすすめとなります。
定期死亡保険の注意点とは?
定期死亡保険では、満期があることに注意するようにしましょう。
定期死亡保険は、一定期間だけの保障となりますので、当然ですが保険期間の満了日である満期が訪れます。
満期になると、保険の期間が終わることから、死亡保障はすべて無くなります。
もし、契約を更新する際には、更新する歳の年齢によって保険料が決まるため、更新毎に保険料が上がっていきます。
そのため、ご自身の葬儀代など、長期間の保障を準備するのには不向きな保険となります。
あくまでも、一定期間だけ大きな保障を準備するという場合のみに活用するようにしましょう。
オリックス生命の定期死亡保険によくある質問
オリックス生命の定期保険によくある質問をいくつか紹介しましょう。
なぜ保険料が安いのか?
一定期間だけの保障なので、終身保険に比べると同じ保険金額でも定期死亡保険の方が保険料が安くなります。
養老保険と定期保険の違いは何ですか?
養老保険は、定期死亡保険に貯蓄性能を付け加えた死亡保険となります。
そのため、終身保険や定期保険に比べて保険料が高くなります。
金利情勢の良い時代は、積み立てた部分に金利が付いていたため、貯蓄として活用する方が多かったのですが、昨今の金利情勢では積立部分のお金が増えるということは殆どありません。
定期保険は加入するだけ無駄ですか?
活用次第といえます。
先ほど解説したように、一定期間の保障として活用するなら、合理的に保障を準備できるため無駄とはいえません。
しかし、更新を続けて長期的に加入し続ける場合は、高齢になればなるほど保険料も高くなり、完全掛け捨てになるため保険料が無駄であると感じる方が多いです。
定期死亡保険は何歳まで保障がありますか?
多くの定期死亡保険では、80歳~90歳ぐらいまでが保障対象年齢の上限となります。
そのことから、更新可能年齢・加入可能年齢は75歳~85歳くらいまででしょう。
オリックス生命の定期死亡保険まとめ
オリックス生命には、FineSave(ファインセーブ)とBridge(ブリッジ)という2つの定期死亡保険がラインアップされています。
どちらも、一定期間だけの定期死亡保険であり、保障内容も大きな違いはありません。
この2つの定期死亡保険の大きな違いは申込み方法のみとなります。
FineSave(ファインセーブ)は対面販売を主流としていて、Bridge(ブリッジ)はネット専用商品となります。
そのため、同じ保障内容でもBridge(ブリッジ)の方が保険料が安くなります。
保険料を安く抑えたいという方には、Bridge(ブリッジ)がおすすめとなります。
逆に、インターネットの操作が分らない方や、対面でアドバイスを受けながら保険を選びたい方はFineSave(ファインセーブ)を選ぶと良いでしょう。
どちらが自分にあっているのか、しっかりと考えて選ぶようにしましょう。