SBI損保の自動車保険に加入している方の中には、がん保険への勧誘をする電話が掛かってきた事があると言う方も居るのではないでしょうか?
私も何度か電話が掛かってきたことがあります。
その都度、丁重にお断りをしているので、しつこい勧誘をすると言うイメージは無いのですが、今回SBI損保の保険商品の記事を書くに当たり、がん保険の内容を改めて見てみようと思いました。
改めてSBI損保のがん保険の内容を調べましたので、今回はその内容を少し紹介していきましょう。
目次
SBI損保のがん保険は実損填補型
損害保険会社が販売しているがん保険に多いのが、この実損填補型のがん保険となります。
一般的ながん保険は、入院1日○○円・手術○○円・通院1日○○円と言う内容だと思いますが、SBI損保のがん保険の場合は、がん治療に掛かった自己負担分を補償しますと言う保険内容になります。
要は、入院をしようが手術をしようが、自由診療だろうが先進医療だろうが、治療に掛かった実費分を保険金として支払ってくれると言う内容なのです。
また、保険会社から病院に直接支払ってくれる事も出来るので、高額な治療費を立て替えて払う必要もないのです。
少し注意しておいて欲しい点としては、実費分という事で治療に掛かった費用のうち公的医療保険制度の対象となる部分(治療費の7割部分)は対象外となるという事だけは知っておいてください。
SBI損保のがん保険は定期保険!?
この保険は5年定期の保険です。
損保会社の販売するがん保険には多く見受けられるのですが、この保険も保険期間は5年の定期保険となります。
5年毎に更新し続ける保険となりますので、メインのがん保険と言う考え方ではなく、ライフステージのスポットで準備する保険と言う認識でしょう。
「子育て期間中のため、もしがんに罹ってしまったら治療費に困る」と言う様な方など、ある一定期間中の補償という事だけをしっかりと理解していれば、大きな問題ではないでしょう。
SBI損保のがん保険の保険料は割安!?
SBI損保のがん保険は実損填補型の定期保険という事で保険料は比較的割安な設定となっています。
保険料に関して少し紹介していきましょう。
条件:入院治療の費用(無制限)・通院治療の費用(支払限度額1000万円)
診断給付金なし | 診断給付金100万円 | 診断給付金200万円 | 診断給付金300万円 | |
30歳・男性 | 月々600円 | 月々1,070円 | 月々1,540円 | 月々2,000円 |
30歳・女性 | 月々670円 | 月々1,560円 | 月々2,460円 | 月々3,350円 |
男性と女性では少しリスクが異なりますので、保険料にも差が出ていますが、比較的安い保険料と言えるのではないでしょうか?
この保険に加入するなら診断給付金は要らない!?
先ほどの保険料例を見てもらえればわかると思いますが、この保険はがん診断給付金を付加する事で保険料が少し高くなります。
もし、がん診断給付金がどうしても必要だと感じる方であれば、この保険ではなく生命保険会社の販売する一般的な終身保障のがん保険へ加入する方が得策と言えるでしょう。
この保険は、がん治療の実費分を負担する定期保険であるという事を解説しましたが、あくまでも一定期間の補償となりますので、一般的ながん保険のサポート的な使う方をするようにしましょう。
この保険で診断給付金を付けたとしても、5年で契約が更新される事などを考慮すると、個人的には凄くもったいないと思います。
がん治療の保障とするならば、一般的ながん保険に加入してしっかりと一生涯の保障を準備して、この保険では一定期間の金銭的な負担を和らげる目的となりますので、最低限の補償だけにしておくことが良いでしょう。
まとめ
SBI損保のがん保険に関して少し紹介しましたが如何でしたでしょうか?
この記事を書いていて思ったのですが、この保険は基本的に特筆する部分がありません。
この保険を簡単に説明すると、がん治療で発生した実費分の治療費等を補填してくれる保険という事です。
また、補償期間は5年更新型となり、保険金の支払いに関しても健康保険などの公的医療保険制度を適応した後の3割負担分や、自由診療を受けた際の自己負担分が支払い対象になりますが、この保険以外に治療費を補填してくれるような保険に加入している場合には、その保険から支払われた保険金の額を差し引いた金額が保険金となります。
少し複雑な漢字の事を書きましたが、最後におすすめ出来るのかどうなのか?という所だけハッキリと書いておきましょう。
この保険に関しては、特に必要はありませんが、「がんの治療費に関して実費負担をしたくない」・「子育てにお金が掛かる期間だから出来るだけ自己負担はしたくない」と言う考え方の方で、お金に余裕のある方であれば、この保険に加入しても良いのかと思います。
その際は、診断給付金を付けずに実費分の補償だけにしておくことを個人的にはおすすめします!
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