コープ共済は代理店として全労済の火災共済を扱ってるので両者にそもそも違いはありせん。同じ商品です。代理店取扱として名前が若干異なっているだけです。
ほんとに元保険屋さんですか??
今回は全労済の火災共済「住まいる共済」の保障内容について解説していきます。
共済にもいくつもの組合がある事で、保障内容も運営組合によって異なる事がありますが、全労済の「住まいる共済」は、COOP共済の「COOP火災共済」と保障内容がすごく似ています。
違う団体ですが、どこが似ていてどこが違うのか?と言う所を今回は見て行きましょう。
目次
基本的な保障内容はCOOP火災共済と全く同じ!?
全労済の正式名称は「全国労働者共済生活協同組合連合会」あり、こくみん共済COOPという愛称が有名でしょう。
COOP共済は、「日本生活協同組合連合会」と言う正式名称で、共に生活協同組合連合会と言う組織において、共同で共済商品を販売している関係性があります。
そのため、基本的な共済内容は同じ内容にして特約などで少し差をつけています。
「火災共済」や「自然災害共済」や「地震等共済」と、基本的な保障内容・支払い方・損害の認定基準などは同じ内容になっています。
全労済「住まいる共済」の保障内容は?
それでは、全労済「住まいる共済」の保障内容を少し紹介していきましょう。
全労済「住まいる共済」の基本保障は、火災の時の保障となっています。
火事などの火災事故に関しては、契約金額を上限に損害額×100%の共済金が支払われる内容になっています。
これは、一般的な火災保険と同じと思ってください。
その他、自然災害の場合には、「自然災害共済」を追加して付帯する場合には、大型タイプと標準タイプがり、台風や大雨での被害での損害割合が全壊・全焼の場合には7割の保障を受けられる内容となっています。
また、火災共済でも自然災害である風災や水災の場合には3割の保障となっています。
地震に関しても、大型タイプと標準タイプとありますが、地震による損害の場合には基本共済額の5割の保障が受けられるようになっています。
細かな保障に関しては、COOP共済の記事を参考にしていただければと思います。
「住まいる共済」と「COOP火災共済」の違いは?
それでは、基本的な保障が同じ2つの商品ですが、何が違うのか?違いはあるのか?という所を解説しましょう。
全労済の「住まいる共済」にあって、COOP共済の「COOP火災共済」に無い物は、個人賠償責任共済なのです。
共済金額30口(300万円の保障)加入していると言う条件でセットできる共済となり、他人の物を壊したり、ケガをさせたりした時に、法律上の損害賠償責任が生じた時の保障となっています。
保障上限が1億円となっていますので、余程の賠償責任を負わない限りは充分な保障と言えるでしょう。
しかし、自転車事故の加害者となり高額な賠償責任を負う可能性も0でありませんので、心配な方は、民間の傷害保険などで備えるようにしましょう。
まとめ
全労済の「住まいる共済」を調べて知った事は、同じ生活協同組合連合会という事で、商品内容がほぼ同じという事でした。
共済にも団体によって内容が異なりますので、それぞれで調べていますが、個人的な意見で言うとCOOP共済も全労済も火災共済では大きな差が無いので、全労済の「住まいる共済」への加入を考えている方は、民間の火災保険と内容を見比べて保険料と相談して決めましょう。
また、近年では自然災害での被害が多くなっていますので、火事の時だけではなく、自然災害時の保障・補償を見比べて、実際に事故が起こった時にどちらが役に立つのか?という事を考えるようにしましょう。
個人的には、COOP共済の時にも言いましたが、自然災害の時の保障が少し不安ですが、保険料・掛金で納得できるのであれば、加入しても良いのではないかと思います。