「保険って本当に必要ですか？」と聞かれたら皆さんはどう答えますか？

保険の必要性や大切さと言うのは、皆さん何となくは解っていると思いますが、本当に必要なものなのか？と言う疑問が無くなる事はないでしょう。

保険と言うものは、目に見えない商品であり、実際に事故が起きた時や病気をしたときにしか恩恵を感じないことから、人によっては保険料を払うだけ払っているだけで恩恵を受けないと言う方も少なくありません。

そう考えると、「保険って本当に必要なのかな？」「この保険料は無駄じゃないかな？」「この保険料を払う事が無くなれば外食をすることも出来るのに」などと考える方も居るでしょう。

そこで、今回は少し緩い感じで「保険は本当に必要なのか？」と言うところを、保険屋さんも経験した立場で解説していきましょう。

必要な保険もあれば不要な保険もある！

保険と一言で言っても、損害保険もあれば生命保険もあります。

また、損害保険でも自動車保険もあれば火災保険も傷害保険もあります。

生命保険には、死亡保険や医療保険・がん保険から学資保険や介護保険など数多くの保険が存在します。

これだけあれば、必要な保険もあれば不要な保険も正直あります。

そして、人によって要・不要は異なるので、私にとっては不要でもこの記事を読んでいるあなたには必要な保険である事もあります。

要は、人によってライフステージも違えば、家族構成も生活スタイルも異なるため、必要な保険・必要な保障・補償は異なるのです。

ごく普通の事を言っていますが、これがすべてなのです。

個人的には火災保険と自動車保険だけあればいい！

これはあくまでも、私個人の意見となりますので「こんな考え方もあるんだ！」と言う参考程度にしてください！

私個人的には、保険と言うのは火災保険と自動車保険だけあれば良いと思っています。

これを聞くと、「病気をしたときは？死んでしまったらどうするの？ケガしたときは？」など、不安を感じやすい方にとっては、こんな意見も出てくるでしょう。

しかし、私の生活スタイルやライフステージや考え方としては、これでいいと思っています。

現在、独身で守るべき人がいない中で、死亡保険は正直必要ありません。

医療保険に関しても、病気になったときのリスクは解っていますが、すぐに加入しなければいけないという考え方もありません。極端な話をすると病気になってしまったらその時はその時と思っています。

どうしても、治療をしなければいけない、治療費に対する不安があるから治療しないというのは嫌！と言う考えがないために、医療保険も今は必要ないと思っています。

そうなれば、何が必要かと言われると、生活と仕事に使う家と自動車の保険さえあれば良いという考え方なのです。

家の火災保険に関しては、火災を起こした時も怖いですが、近年の自然災害などで損害を被る可能性もある中で、「もしも」や「万が一」の事が起こってしまった場合に大きな損害にならないように備えなければという必要性を感じるために火災保険は節約することなくリスクをカバーできるような内容でしっかりと加入しています。

自動車保険に関しては、車両保険などは付加せずに、対人賠償・対物賠償を無制限で、人身傷害を３０００万円と言う最低限の補償で加入しています。

これも、事故を起こしてしまった時に、相手方への補償はしっかりしておかなければ、事故を起こした時に補償しきれないためです。車両保険に関しては、私の現在使用している車も１５・６年落ちになるので、もし事故を起こしたりした場合には、諦めようと思っていることから車両保険は付加していません。

これが、私の考え方であり加入している保険です。

保険は決してベストな選択ではない！？

今回は私の個人的な意見を書いていますので、この考え方が一般的ではないと思ってください。

普通に生活をしている方であれば、「病気をしたときにしっかりと治療して元気になりたい」と考えるでしょうし、「もしも死んでしまった場合には残された家族が心配だ！」と言う方ももちろんいるでしょう。

私みたいに、計画性もなく生きている方は少ないと思いますので、一般的には不安があるならそれに備えなければいけません。

しかし、不安に備えるためと言う理由で「保険」と言う考え方も辞めてください。

保険はあくまでも手段の一つにしか過ぎないのです。

病気やけがに備えると言っても、医療保険がベストと言うわけではありません。

残された家族のために死亡保険に加入するのもベストと言うわけではありません。

火災や自然災害に備えるからと言っても、火災保険に加入するのはベストな選択ではありません。

ひとこと言えるのは、病気になったとき、死んでしまった時、火災や自然災害が起こったときに、何に困るのか？どうしたいのか？と言うところを考えましょう。

お金が必要なのであれば、保険ではなく投資や貯蓄と言う手段もあると言う事です。

保険は、大きな保障・補償を手に入れることができますが、タダではありません。

保険に加入するのは大切なことですが、本質的なところを考えるようにしましょう。

まとめ

最後にこの記事をまとめておきましょう。

保険は生活を豊かにし、積極的に人生を送るための強い味方になり得る存在です。

ロールプレイングゲームなどでいえば、重要なアイテムの一つかもしれませんが、これが無くてもゲームは続けられます。

要は、保険なんてなくても人生は続き生活を送る事は出来るのです。

保険会社は、保険を売るために様々な不安要素を挙げて必要性を説いていきます。

また、このサイトもそうですが、保険情報を発信するサイトなどでは、保険の必要性を必死で説く記事も多いでしょう。

しかし、それらの情報に惑わされて不要な保険に入るのはとてもナンセンスなことだと思いませんか？

保険は売られるものではなく、自分で選択して買うものです。

自分が困ったときに、保険が有ってよかったと思える様に、保険の事をしっかりと考えて必要な保険だけ加入するようにしましょう！

個人的には、保険は無くても良いと思いますが、全く保険に加入しないというのはリスクが高いと言えますので、しっかりと考えて保険に加入してくださいね！