【解説】出産後に入るべき保険はこれ!子供の事をまず考えよう!

保険の基礎
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出産をして子供が生まれた時は、生命保険について考えるとても大切なタイミングです。

結婚をした時も、配偶者をお互いに支えると言う責任感が生まれますが、子供が生まれるという事は、もっと大きな責任を背負う事になります。

結婚の時よりも、生命保険が大切になるライフイベントである「出産」を終えたら、どんな保険に入れば良いのか?

今回の記事は、出産後に入るべき保険を解説していきます!!

出産後に入るべき保険の種類はこれ!!

出産後に加入するべき保険種類で一番大切なのは、「死亡保険」であり、細かく言うと「収入保障保険」です。

よく、子供が生まれたら「学資保険」に加入するべき!!と言う外交員や営業マン、インターネットの記事などありますが、そんな事よりも何が一番心配なのか?という事を考えましょう。

子供が生まれたという事は、子供を育てる責任が発生したという事です。

万が一、死んでしまった場合には、残された配偶者と子供の生活はどうしますか?教育費云々ではなく、まずは生活を心配しなければいけませんよね?

そこで一番に考えないといけないのが「死亡保険」です。

そして、「結婚と保険」の記事で書いたような、自分の葬儀代としての死亡保険ではなく、残された家族の生活費と言う考え方の死亡保険になりますので、「収入保障保険」と言う定期型の死亡保険をまずは考えるようにしましょう。

その次に、子供の教育費としての「学資保険」や「貯蓄型の終身保険」などを検討するようにしましょう。

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収入保障保険の保険金額と保険期間はどうすれば良い?

子供が生まれたら加入するべき保険は、収入保障保険と言いましたが、具体的にどのような契約にすればいいのか?と言うのを少し解説します!!

収入保障保険の契約を決めるポイントは大きく分けて「保険期間」と「保険金額(保障額)」の2つです。

それぞれを、細かく解説していきましょう。

保険期間は子どもが成人するまで

収入保障保険は一定の期間保障してくれる定期保険ですので、満期時期を決めなければいけません。

しかし、「いつまで保障期間があれば良いの?」と言う方が多いでしょう。

保険期間(保障される期間)は、子供が成人するまでを目安に決めましょう!!

理想は、末子(一番下の子)が成人するまでですが、子宝だけは計画通りにいかないケースもありますので、一番上の子が成人または大学を卒業するであろう22歳を目途に保険期間を設定しましょう。

子供がそれぐらいになると、子供に掛かるお金は少なくなりますので、親の役目を終える時とも言われます。

その時までは、死んでしまった時の保障を準備しておくようにすれば心配ないですよね。

もしも、第一子と末子の年齢差が開いてしまった場合(10歳差など)は、新たに定期保険を契約するのも良いと思います。

保険金額(保障額)は月給を目安にすれば充分!!

次に、どれだけの保険金額(保障額)を設定すれば良いのか?という所になりますが、この収入保障保険の考え方は、「家計の収入の柱に万が一の事が有った場合に、毎月の給与の代わりに保険金を・・・」と言う考え方ですので、現在の月給分があれば充分ですが、細かく言うと、保険金額(保障額)は、月々15万円貰える金額程度でも充分なのです。

それは、公的な遺族年金の支払いもあり、またドライな言い方ですが家族が一人少なくなりますので、その方の生活費が要らなくなりますので、家計の支出も少し少なくなるのです。

また、ローンを組んで家を買ったと言う方は、ローンの契約者が死亡すれば団体信用生命保険(団信)に加入していれば、ローン残高は0になります。

その事を考えると、現状で手取り収入が25万円の方であれば、収入保障保険で月々15万円を受け取れるようにしておけば、残された家族の生活費は充分に補えるという事になるのです。

多くの収入保障保険の選択肢は、10万円か15万円となっているのは、そういう理由があるのです。

また、会社員などの場合は、将来収入が増えることも考えますよね?そういった事を考えれば、遺族年金の部分が将来増えた収入分と考えれば、現在の月給(手取り収入)と同額の保険金額にしておけば心配ないと思います。

出産後は子供の事を考えよう

出産後に生命保険の加入を考えるのであれば、まずは誰を一番に守らなければいけないのか?という事を考えるようにしましょう。

一番に守らなければいけないのは子供です。

自分に万が一の事が有ったら、子供はどうするのか?という所を考えれば、自ずと加入しなければいけない保険と言うのが、大まかでもわかると思います。

子供の生活を守り、その次に子供の教育費の準備、そして子供が少し大きくなったら、子供の賠償責任に備えるなど、子供が生まれた時には、子供のための保険を意識するようにしましょう。

そのつぎに、配偶者の事や自分の事を考えるようにしましょう。

まとめ

今回は、出産後に必要な保険について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

今回の記事を最後に少しまとめますと

  • 出産後に必要な保険は死亡保険であり細かく言うと収入保障保険
  • 保険期間は子供が独立する年齢まで
  • 保険金額(保障額)は、将来の増える収入分も考えても、現在の手取り収入と同額あれば充分

子供が生まれたら、何もかもが子供中心となると思いますが、保険も子供中心に考えなければいけなくなります。

子供を守るのは、あなたたち親しかいません。

親に万が一の事有った場合に、残された家族は困ります。

生活が困窮しないようにという事をまず考えるようにしましょう。

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