保険ってなにでしょうか?
みなさん、何となく保険に入っていませんか?
保険について考えた事って有りますか?
疑問形ばかりになっていますが、保険については何となく加入しているという方が本当に多いのです。
そこで、元保険屋さんである私と一緒に、保険について一緒に考えてみませんか!
今回は、保険の基本的な疑問などを一緒に解決をしていきましょう!
目次
保険を毛嫌いしていませんか?
保険と聞いて多くの方は毛嫌いしていませんか?
その理由として下記のようなことが考えられます。
- 複雑そう
- 難しい
- よくわからない
- 保険屋さんの言う事なら間違いないから任せている
- おすすめ商品だから大丈夫だ!
- 安ければそれで良い!
これらの考え方は否定をしません。
しかし、大切なお金を使うのに、上記の様な理由で保険を適当に選んでいませんか?
最近は、インターネットで検索をすると保険に関する多くの情報が出て来ます。
この記事もその一つです!!
昔と違って、調べれば情報は等しく流れているのです。
非常にわかりやすく保険を説明しているサイトも多くあります。
『保険なんて分かりにくいし難しいから専門家に任せていれば良い』と言う訳にもいかないのです。
難しいと毛嫌いするよりも、基本的な所から少しずつ勉強していきましょう!!
保険って意外と簡単ですよ!!
保険ってなに?
それでは、まず『保険とは何か?』と言う基本的なところから触れていきましょう。
「保険ってなに?」と聞かれた時に、多くの方は「万が一の時の備え」と言うでしょう。
これは正解ですが、この「万が一」と言うのはどの様な時なのでしょうか?
- 自動車を運転していて事故を起こした時ですか?
- 家が火事になってしまった時ですか?
- 家族を残して亡くなってしまった時ですか?
- 病気をして長期的な入院や手術が必要になった時ですか?
この「万が一」と言うのは、解りやすく言うと、生活していく上での「リスク」です。
そのリスクが現実のものとなった時に、助けになるモノが保険という事です。
よく、保険に関係ない場面でも「保険を掛けていてよかった・・・」と言う言葉を使ったことはないですか?
これも、何か業務や作業などをしている時に、失敗しても大丈夫なように代替え案などを用意している時に使う言葉ですよね?
先ほども書きましたが、この様な場合に『役に立つ』『助けてくれる』のが保険なのです。
生命保険と損害保険
さて『保険とは何か?』を説明しましたがどうでしたか?
保険とは何かが少し分かって貰えましたか?
それでは、もう少し詳しく『生命保険』と『損害保険』について考えていきましょう。
一般的に保険と言えば、この2つになるでしょう。
基本的な部分の紹介となりますので、知っている方も知らない方も一緒に見てきましょうね!!
生命保険
生命保険とは、簡単に言うと『人に関する保険』です。
人の生死や病気・ケガなどのリスクに備える保険が生命保険です。
生命保険には以下の保険種類があります。
- 死亡保険(主に生命保険と言われる亡くなった時のための保険)
- 生存保険(主に医療保険やがん保険など、生きている間のための保険)
- 生死混同保険(主に養老保険や介護保険など生きている間と亡くなった時の両方を保障する保険)
と大きく分けて3種類と思ってください。
細かい保険種類に関しては、別の記事で解説します。
また、種類だけではなくタイプにも以下のような種類があります。
- 定期タイプ(一定期間の保障)
- 終身タイプ(一生涯の保障)
- 養老タイプ(一定期間の保障と貯蓄性が有るタイプ)
と大きく3つの保険のタイプがあります。
生命保険は、先ほどの3つの種類と3つのタイプを組み合わせることで、現在販売しているほとんどの生命保険の内容が理解できるようになります。
細かい解説は別の記事でしますので、今回は「生命保険には3つの種類と3つのタイプがあり、この組み合わせて出来ている!」という事だけ覚えておいてください。
損害保険
損害保険は、簡単に言うと『物に関する保険』です。
人に関する保険である「生命保険」と違って、自動車や建物などの『物』に関する保険が損害保険です。
主な損害保険には以下のような保険があります。
- 自動車保険
- 火災保険
- 傷害保険
上記が主な損害保険になります。
自動車保険や火災保険など、身近に感じる保険も多いのではないでしょうか?
この3つ以外には、賠償責任保険と言う保険がにじみがある保険では無いでしょうか。
損害賠償責任に関しては、下記の記事を参考にしてみて下さい。
損害保険に関しては、自動車保険や火災保険など物に関する保険だという事だけ覚えておいてください。
生命保険に比べると、分かりやすく単純な保険であり、よりリスクが身近な保険が損害保険となりますので、より馴染みがある保険と言えるのではないでしょうか。
保険の基本的な考え方
生命保険も損害保険も、基本的な考え方は同じです。
『もしもの事が起こった際に助けになる物』
これが保険の基本的な考え方です。
生命保険なら
『もしも家族を残して亡くなってしまったら』
『もしも病気で入院・手術をすることになったら』
こう言った不安やリスクに備えるために、生命保険(死亡保険)や医療保険・がん保険に加入しますよね。
損害保険であれば
『もしも自動車を運転していて事故を起こしてしまったら』
『万が一火事で自宅が焼失してしまったら』
こう言った、心配やリスク・責任感などから、自動車保険や火災保険・地震保険へ加入しますよね。
こう言った、【もしも】【万が一】の事が起こったときに、金銭的にフォローしてくれる存在が保険なのです。
これが、保険の一般的な考え方です。
保険で得をすることは無い!?
みなさん『保険太り』という言葉を知っていますか?
この『保険太り』とは、実際の損害額よりも多い保険金を受け取る事を意味します。
最近、この言葉を使う人は少ないように思うので、『そんな言葉自体知らないよ!!』と言う方も多いかも知れないですね。
自動車事故の被害者になった場合に『思っていたよりも多くの保険金を受け取った』と言う話を聞いたことは無いでしょうか?
自宅などの建物が自然災害によって破損した際に『実際の損害額よりも多い保険金を受け取ってちょっと得した』と言う話を聞いたことはありませんか?
これらは、あながち間違いではありません。
しかし、自動車保険の保険金は、通院費用などの治療費と慰謝料・逸失利益などをしっかりと計算されて支払われていいます。
通常の治療費に加えて、慰謝料や逸失利益などが支払われるために、思っていた以上にお金が貰えたと思うだけなのです。
決して得をしているわけでは無いのですよ。
また火災保険の場合には、損害が出た物の修理費用と、それらを片付ける費用などを考えて、臨時費用保険金などの各費用保険金が上乗せされて支払われます。
そのため、実際の修理費用よりも多く受け取ったと感じられるのです。
これらは、保険金支払の内訳をしっかりと確認するとわかると思います。
しかし、実際には受け取った保険金の総額だけが目に見える金額と言えるので、ここまでしっかりと確認する人も少ないでしょう。
また、反対に保険金が少ないと感じる方も居るかもしれませんが、これも同じことで、自分が考えているよりも客観的にみると損害額が低いという事です。
先ほども書きましたように、保険は【もしも】【万が一】の時の物です。
保険の対象の評価をしっかりと把握して、評価通りの保険に入っていれば安心できるものです。
また『保険はお守り』と言う方もいらっしゃいますが、この考え方も間違いではありませんが、【お守り】と言うのであれば、評価をしっかりとして適切な保険に入るようにしましょう。
「お守り」と言っている方に限って、その保険が【お守り】になっていない方が多いです。
まとめ
保険の基本的な事に関して書きましたが、いかがでしたか?
保険が【解りにくい】【難しい】と言われる原因の一つには、似た言葉の多い【保険用語】にあると思います。
この保険用語に関しても下記の記事を少し参考にしてみて下さい。
今回は保険の基礎というよりも、『保険とは何か?』と言う部分について書きました。
生命保険への加入を考えている方、自動車保険や火災保険を検討している方は勿論ですが、保険の節約を考えている方や家計の節約を考えている方も、保険について一度ゆっくり考えてみませんか?
難しいと毛嫌いしている方も多いですが意外と簡単ですよ。
私も保険業界に入る前は、保険に関する知識はほぼ0でした!!
それに、あまり勉強も出来ない私でも、保険に関しては意外と簡単だと思えたぐらいです。
仕事にしていたから、覚えたというのもありますが、覚えてしまえば簡単だし面白い物ですよ。
毛嫌いせず、人任せにせず、少しでも良いので保険に触れてみて下さい!!
意外と簡単だと思えるかも知れないですよ!!
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